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リ ニ モ ね っ と B l o g

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2010/06/08
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カテゴリ:その他
5月29日に「第1回リニモの今と未来を考える会」という集会が、
「リニモの今と未来を考える会」(連絡先山谷さん他4名)
の主催で開催され、島田がパネリストとして参加しました。

この会の案内チラシには、リニモには賛否の意見があるところから
「まずは実態を知り、ニュートラルな立場からリニモの未来を考え、
この町の将来につながることを、みなさんと考えていきたい」
と言うこの会の主旨が書いてあります。

このような主旨の話し合いの場は、
リニモを活かしたまちづくりが求められ、一方ではリニモに対する
多額の公的な助成が避けられなくなっている現状の中で、極めて
大切なものです。リニモねっとが主催した「リニモとことん語る会」
の目的とも一致するもので、リニモねっととしても積極的に
参加していきたいと考えます。

しかし、
この会の運営は、その主旨にまったくそぐわないものでした。
「話題提供」として基調講演的な話をされた立命館大学教授
松川周二氏の話は、「運輸政策審議会の答申にあった路線だから
つくるのだという前提ですすめたことが誤りである」
「リニモが無くなるとどうなるかなどと脅迫的な書き方をしている」
などと、リニモと愛知県・長久手町への批判を中心にした一方的な
内容でした。さらに松川氏は、リニモを評価する視点について
島田が6分話したところで、ヤジによって発言を中止させるなど
中立性を欠いた態度を取りました。

このような滑り出しで始まった会は、「利用者のことを考えて
リニモと地下鉄と(同じきっぷを使えるよう)協定を結んで欲しい」
などの建設的な批判も出ましたが、「リニモが廃止になっても、
元々なかったものと諦めてもらうしかない」などという発言者が
ヤジを含めて何度も発言を許されるなど、「ニュートラル」には
遠い雰囲気になってしまいました。

島田が
「自分が使うか使わないかを中心に考えると議論がおかしくなる」
と指摘しているにもかかわらず、その後司会者が
「リニモを使う人使わない人」を挙手させ、使うか使わないかを中心に
議論するよう誘導するなど、司会者の対応にも問題がありました。

対立的な意見があるなかでも
住民同士が理性的に話し合いをするためには、
会の運営ルールや目的をあらかじめ参加者に確認する、
テーマを絞り拡散しないようにする、
適切で詳細な情報・資料を提供し事実に基づいた冷静な討論にする、
賛否両方の立場の専門家を呼び双方の意見を客観的に聞く、
議事録を作成するなど会議を公開し発言に責任を持ってもらう
などの工夫をすることが求められます。

真の「住民参加」を進めるためには、
住民同士が理性的に話し合いできる能力を身につけることが
欠かせません。準備された主催者のご労苦をねぎらうとともに、
運営方法の改善を要望します。

リニモねっと 代表 島田善規





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最終更新日  2010/06/13 11:59:54 PM
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