新年のマダイ釣り船は満席でおまつりの連続
新年のマダイを釣りに出かけた。葉山沖の亀城根。釣り船は最近いつも利用している五エム丸。１１時出船というおそめの出船が気に入っている。朝３時とか４時に家を出かける釣りはつらい。特に冬のこの時期は。出船１時間以上前に船宿に到着するとすでに１５名くらいの釣り客。今日は混雑しそうだ。そして出船時間まじかになって駆け込みで釣り客がやってきた。合計で２５名。満員だ。となりとの距離が近い。「おまつり」必至だ。沖にでた。最初はイナダ（ブリのこども）狙いだ。イナダは横に走る。だからハリがかりするととなりの仕掛けにからまってあがってくる。これがおまつりだ。となりとの距離は約１メートル。これで水深６０メートルまで仕掛けを下ろすのだからとなりとからまない方が不自然だ。何度もおまつりした。そのたびにお互いの糸を切る。はずしていると時間がかかってしまい、時間がもったいないからだ。あちこちでイナダがあがる。フィーバーするほどではない。自分はマダイを狙って乗船しているので、気持ち的にはしばらくお休みだ。のんびりあせらず何度か仕掛けをおろしていたら１匹釣れた。写真はこのイナダ。結果的には今日の釣果はこれ一匹。イナダのあとマダイ狙いで場所を亀城根に移したが、午後４時の納竿までにとうとう自分の竿にマダイのあたりはこなかった。残念。船では２～３キロの良型が２～３匹上がっていた。実は自分はまだ手巻きリールを使用している。まわりはみな電動リールだ。１００メートル近い水深でつるので手返しを考えると電動が好ましい。仕掛けを落としこむスピードも断然はやい。あたらしい場所に船が移動して、すぐ食ってくるケースが多い。そんなときは最初に仕掛けを入れて、最初にセットが完了した人にマダイは食ってくることが多い。実は自分のリールの水深計が大きく狂っていた。これも敗因だった。適当に何度かリールをまいて、勘でタナを探っていたことが釣果につながらなかったのだと思う。去年、高性能リールを竿ごと海に投げ込んでしまったことが悔やまれる。新しいリールを買おうと考えている。タックルベリーで中古電動リールを見てみようと思う。それにしても、午後３時から納竿の午後４時までの１時間は太陽はポカポカてって、また水面にきらきらと夕陽が反射してとてもいい気持ちだった。マダイは釣れなかったがこの１時間で気持ちがすか～っと晴れた。行って良かった。
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