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約1ヶ月ぶりにセブに戻ってきました。日本~フィリピンは、ほとんど直行便を使っていますが、今回は本当に久々のマニラ経由便です。マニラ経由は過去3回だけです、しかも特殊なケースばっかり。
最初は随分昔、パッケージだったんですが帰国便がマニラ経由。まだ今の第1ターミナルしかない頃で、オカマダンサーのグループ(20人くらいか)に取り囲まれびっくりした。何でこんなにオカマがいるのか理解できなかった(もちろん今は理解できます)。昔のことなのと強烈な印象だったので、思い出せるのがこのオカマダンサーの一団のこと以外にないのです。 2回目は日系企業で赴任するとき。予約は成田~セブの直行便だったんですが、何とキャンセル。機材不良とのことだった。出足つまずいたと思っていたら、翌日の便が直行便ではなくてマニラ経由。その当時のP●Lのサービスは...、マニラに着いて、セブ行きのフライト確認するも誰もわからない。マニラ空港内でそれらしい人に手当たり次第聞きまくったが、誰もわからない。他の乗客がぶち切れそうになった頃、やっと分かる人がでてきた。さらに成田~セブのチケットはビジネスクラスだったのに、マニラからは何故か後ろのほうの席。勝手に日にちと路線を変えたのは航空会社なんだから、最終目的地のセブまでビジネスクラスに乗せるのが当然だろうと主張したが、席がないのにどうして席を出せるんだと開き直られた。もともとが機材不良で客に迷惑を掛けておきながら、「何だこの対応は!!」 でも今は笑い話のひとつになっている。 3回目は、その中で、いろいろな出来事がありました。例の9.11の後、仕事で日本に来ていたんですが、セブに戻る数日前、PALにリコンファームの電話をしたら、関空~セブ直行便が突然廃止。特別な計らいで、福岡~マニラ~セブに変更。宿泊先が実家の広島だったことも考慮してくれたのかな(広島~福岡は近い)。感謝感謝!そしてマニラからはセブ行き最終便PR855だ。 これも凄かった。フィリピン通の方には記憶にあるでしょう、マニラ空港滑走路に大きな穴があいた事件。翌日のマニラ新聞でも載っていた。それに遭遇してしまったのだ。マニラ空港到着1時間前くらいだったろうか、突然の機内放送。「滑走路に穴が開いて着地できないので、クラークに到着します。」9.11の後だったんで、多くの乗客が「これは絶対テロだ。爆弾が仕掛けられたのだ!」と騒いでいた。情報が何もないまま約2時間後、クラークを飛び立った。心配なのはPR855だ。フライトアテンダントにPR855に乗り継ぎできるのかと聞いたら、数分後席に戻ってきて、乗れると言ってくれた。セブ行きの乗客は私を入れて2人だとも説明してくれた。 飛行機が着いて、空港ビルに入ったところで、一人の男性スタッフがセブ行きの人に声を掛けていた。彼曰く「セブ行きのPR855は2人の乗客を待っている。急げ~!」入国審査・税関もスムーズだった。もちろん一番早かった。そして、「急いで出発ロビーへ行け」と言ったので大きな荷物を持って走りました。この時までは「PALもなかなかやるじゃない」と感心したのだが... やっと国内線出発ロビーに着いたとたん、異様な光景を眼にしてしまう。たくさん人が座っていたのだ。「アレレ、何これ?」そう、みんなPR855の乗客。てっきりみんな機内で待っているのかと思っていたのだが。結局ロビーで1時間以上待った(そのほかの人は3~4時間は待っていたに違いない)。 「なぜ走らせたんだ!」と多少頭に着たが、疲れてたのでどうでもよかった。今思うに、空港ビルで急がされたのは、きっと国内線出発ロビーのスタッフが早く帰りたかったからに違いない。PALのスタッフではなく空港職員だったのかもしれない。 PR855の乗客が待っていた理由?すぐ理解できた。福岡からの機材がそのままPR855として使われていた...ただそれだけのこと。まあ、面白い体験ができたので、個人的には感謝している。しばらく、この笑い話でもった。 これがマニラ経由便を使ったときの貴重な体験だ。マニラ経由便は面倒くさいが面白い体験もできるよ。マニラ経由で笑いを取れる。(いつもマニラ便を使っている方は怒るかもしれません。そういった場合は、普段マニラ便を使わない人のコメントとして読み流してください。) では、今回、4回目のマニラ経由便については...感動しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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