昨日、行ってきましたよ...セブでのピアノリサイタル。
最高でしたよ。
開演1時間30分前のホール内部。照明がきれいでした。
日本にいるときからオーケストラなどクラシックコンサート結構行ってましたが、昨日のピアノリサイタルが一番良かったです。
ちなみに、アタシがクラシックコンサートに行きはじめた最初の目的は「気持ちよく寝る」ことでした(笑)。コンサートホールってシーンとしてて、オーケストラのサウンドも、精神的に落ち着くんですよね。
で、昨日のピアノリサイタル...
超良かったです。楽しかった。
何が良かったかといえば、
1.演奏曲がアタシのようなクラシック素人に受ける曲ばっかりだった。
2.ピアニストが曲演奏の前に曲や作曲家の紹介を簡単に、しかも、わかりやすくしてくれた。随分昔に観た国立劇場の歌舞伎観賞教室みたい...
3.ピアニスト自体が楽しそうに演奏していた。「クラシックって実は楽しいんですよ」って感じです。全然気取ってなく、いっしょに行った友人(日本人)もフィリピンのエンタテーナー精神だっ!て言っていた。
4.アンコール曲2回やってくれた。このアンコール曲の演奏がお洒落だった!
演奏に先立ち、その曲を語る若きピアニスト
主催団体もよくなった。
1.演奏の前に「携帯切れ!」「お菓子食うな!」という場内放送があったし、
2.チラシの最後に「コンサートエチケット」を載せてたし、
3.最高の表現方法は「BRAVO」とシャウトすることだ...とかが書いてあった。
観客はといえば...
エレガントな服+強烈な香水のいつものオバサマが半分くらい。この人たちほとんど大金持ちです。残りは大学生や高校生と思われる学生さん。恐らく学生さんは招待かな...
一般客のアタシたちはP250ペソです。
日本人はウチラ3人だけだったと思う。
セブではあまり広告とか出さないから。このリサイタルも広告宣伝なし。恐らくクラシック好きな人が少ないと思っているのかなぁ。
それにしても本当に超楽しいクラシックコンサートでした。
<演奏曲>
1. Piano Sonata No.18 in E flat major Op.31/3(ベートーベン)
2. Song Without Words No.30 Op.62/2(メンデルスゾーン)
3. Rondo capriccioso, for piano in E major, Op.14(メンデルスゾーン)
4. Legende No.2: St. Francois de Paule marchant sur les flots, S175(リスト)
5. Scherzo in B minor, Op20(ショパン)
6. Andante Spianato and Grande Polonaise Op.22(ショパン)
7. Sonetto del Petrarca No.104(Pace non trovo;II)for piano(Annees II/5, S.161/5(LW A55/5(リスト)
8. Mephisto Waltz(リスト)
<演奏者>
Rudolf P. Golez(エエ男です)