カテゴリ:フィリピン旅行記
今回のレイテ島ツアーも今日が最終です。西海岸の要衝オルモックとアルブエラという町に行きました。
実はレイテ旅行出発の前に、ネットで色々調べました。それをもとに絶対案内して欲しい場所をリストアップして旅行代理店に頼んでいました。 実際にツアーを手配したタクロバン市の旅行代理店はそれなりに上手くアレンジしてくれたのですが、慰霊碑の意味合いや、そこでどういうことが起こったのかは説明できませんでした。そして、オルモック市の慰霊碑の知識が全く無かった。市内をくるくる廻ってやっと一つ慰霊碑を見つけることができました。しっかりしてよね(笑)...事前にネットで調べていて良かったって感じです。 2時45分くらいにカンギポットを後にして、オルモック市についたのは3時半過ぎ。ほぼ予定通り...でも、なかなか慰霊碑を見つけられない...ネットで調べた「通称コンクリートハウス」とか警察署近くの機関銃というのも見つからなかった。残念! 唯一案内されたのがラ・カールロタの丘にある慰霊碑。これは岐阜県慰霊碑建立奉賛会が建てたものです。 ラ・カールロタの丘にある『平和之碑』 碑文には 『第二次世界大戦のみぎりフイリッピン群島とその海域において 戦没されました幾多の日本の将兵とフイリッピン共和国の方々の ”御霊”よ 安らかにお眠り下さい。 ここに日比平和之碑を建立し、日比両国の永遠の平和と親善を願い、 両国の繁栄を祈念いたします。 1978年 岐阜県慰霊碑建立奉賛会』 オルモック市をくるくる廻ったが結局、この慰霊碑だけしか行くことができず、次のアルブエラに向かう。ネットで調べたら野砲の展示があるということでツアーに組み込んでもらった。 アルブエラ町にある旧日本軍の野砲、 日本語の表示があったので日本軍のものだとわかった。 何故この旧日本軍の野砲が展示されてあるのかわからない。 場所はアルブエラ町役場の真ん前だ。 セブへの高速船に乗るためにオルモック市に戻ったのが午後5時30分頃。セブ行きスーパーキャットが出発する7時15分までオルモック市を歩いて、レストランで夕食でも取ろうと思っていたら、再び激しい暴風雨に襲われた...急遽フェリーターミナルそばの古ホテルに非難してそこで夕食をとった。船が欠航になるのが心配だった。運休するとセブへの戻りは明日以降になってしまう...ソワソワ...でも1時間後、何とか雨も小降りになり、歩いて数分のスーパーキャットターミナルへ向かう。 格好良いスーパーキャット。 スーパーキャットにはいくつかの型の高速船があるが、 この型が一番スマートかな。 セブ~オルモック間は2時間30分。 ちょうどプロモをやってて通常料金がP600。 ビジネスクラスはP850くらい。しかもスナック付。 ちょっと時間が長いのと、絶対疲れてるって思ったので ビジネスクラスをお願いした。これは大正解だった... スーパーキャットのエコノミークラスは足元が超狭いのだ... オルモックを少し遅れて7時30分くらいに出港、午後10時前にセブに到着した。 本当に有意義な旅行となった。レイテ島にはまだ多くの慰霊碑があり、すべてを廻りきれたわけではないが、いろいろと考えさせられた。 セブ港に着いた時、タイムトリップから現実の世界に戻ってきたような錯覚を受けた。平和ないつもの光景がそこにあった。 祖国の為に戦い、この地で非業の死を遂げられた多くの方に深く哀悼するとともに、この先ずっと平和な時代が続くことを祈念したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[フィリピン旅行記] カテゴリの最新記事
|
|