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カテゴリ:家族
昨夜 ウィルソンの病名が判明した。
私の予想したとおり、拡張型心筋症。心臓病であった。獣医の診断の中にうっ血性心不全という単語も出ていた。実際のところ、拡張型心筋症から起こる心不全なのか、別々の病気なのか、私にはわからないが どちらにしろ、比較的重い心臓病にかかっていると言われた。ダラスの暑い夏に、夏バテしたのだろう、10歳になって老犬だから、運動量も減ったのだろうと長い間思っていたことと、医師も検査をした結果、テンカンだろうと思っていたので、レントゲンを撮ることを今日までしなかった。自責の念にかられている。ここ数日の咳の状態や呼吸の仕方、食事をしなくなったこと、動かなくなったことなど、全身状態の悪化を受けて、いろいろ調べてみて、やっと私自身も 実際は思っていたより重い疾患があることを知った。医師に連絡して、心臓病の疑いがあるのではないかと話、それではすぐにレントゲンも念のため撮ってみようと言う事になる。医師自身は、それでも単に気管支炎かもしれないと言いつつも 気管支炎の裏には重い病気が隠れていることが多いので、と口ごもりながらレントゲンの撮影をした。 結果は、心臓の肥大、肺に水が溜まっている。数ヶ月の間に急激に病状が悪化したものか、少しずつ長年に渡って現在にいたるのかそれは医師にもわからなかった。アメリカでは、純血種の大型犬に最近良くみられる疾患だと文献で知る。 犬の拡張型心筋症について ここ数日 体重が増えたのは、水が溜まってきていたからだとわかった。あんなに人懐こくて、私達と一緒にいるだけでうれしそうに笑っていたウィルソンから笑顔が消えていたのは、本当に辛かったからなのだと知る。ビタミンB群の注射と、3種類の 薬を処方してもらい、自宅に戻る。車内では、家族みんなと車に乗れることが うれしくて、ちらっと笑顔を見せ元気そうな顔をしていたウィルソンだが、自宅に着くとがたっと座り込み、それから 夜まで眠っていた。 完治は不可能だと言われ、薬で少しでも症状を軽減してあげ、余生を幸せに 少しでも長く過ごさせてあげることが今私達にできる唯一のことだと思う。彼を幸せにしてあげることは、私達自信が幸せになれることだから 文字通り、一緒にゆっくりと歩いて生きたいと決めた。また あの満面の笑顔を見せて欲しい。 ・パンプキンカレー ・サラダ ・ウィルソンは おやつに夫が焼いたレバー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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