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カテゴリ:家族
上の子供は、水泳、マーチングバンド、ジャズバンドの他にボランティア活動もしている。最初は、オナーソサイエティーと呼ばれるグループに加入するための条件として年間一定の時間のボランティア活動をし、地域社会に貢献するという目的から始めたボランティア活動だった。
毎年、その最低限の時間は、ハンディキャップを持つ子供たちのセラピを目的とした乗馬レッスンの介助、馬の世話のボランティアで満たされる。今年は さらにHOSAという団体に所属した。次々にいろいろ見つけてくるものである(笑)。その団体からタイトルにある老人ホームにバレンタインカードを配達、とあいなったわけだ。Health Occupations Students of America というのが正式な団体だ。本当はもうひとつ 動物に関わるボランティア団体にも参加したかったのだそうだが、何しろそれには時間が無さ過ぎるので止めさせた。 町にある古い老人ホームに仲間4人と出向き、一部屋ずつまわって バレンタインカードを届ける「バレンタインデリバリー」。 子供の話によると、大半のお年寄りたちは とても好意的で、彼女らがカードを渡すと ぱーっと温かい笑顔に変わったそうだ。「ありがとう、ハニー」「おー、サンキュー スウィーティー」などと 感謝の言葉をかけて 大きなハグをしてくれたという。 しかし、それとは対極に、1割くらいのお年寄りは「あんた誰だ?」「なにが欲しいのか」と 苦虫を噛み潰したように怪訝な顔をしたのだそうだ。老人介護の仕事をしている友人にそれを話すと彼女はこう教えてくれた。「家族が誰も訪ねて来ないお年寄りは、往々にして心がビターになっている。」ビターを日本語にすると的確な言葉が見つからないので あえて訳さない。 そんなお年寄りに接して、子供も考えるところがあった様子。老齢化が進む社会で、若者たちが何をするべきか、両親やまわりの年長者の将来を こうした経験から、少しでも考える機会があれば 何よりの収穫だと思っている。 最近の夕飯 ・五目寿司 ・凍み豆腐の炊き合わせ ・から揚げ ・タコス&ケサディア ・チキンパルメジャーン など。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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