仲良し夫婦のインテリア道

　最近はすっかり春らしくなってきました。

　温度は上がって上着がいらなくなり、庭の畑は天敵の戦力が拡大してきて、植えた植物の成長はめきめきと早くなってきています。

　そんな中、グランドカバーとして芝生の代わりに播いたクローバーが、すごく良い仕事をしています。

　勝手にてんとう虫傭兵団を養って、増やしてくれるようになりました。

　ちょっと歩きにくいんですが、日中にうろつくと、簡単に１０匹ぐらいは見つけられます。

　てんとう虫は食欲旺盛なやつで、逃げるより食べることを優先します。アブラムシを指に乗せて近づけると、かぶりつくほど。

　なので、数匹捕まえてアブラムシのいる野菜に連れて行くと、一斉に働きはじめ、翌日にはアブラムシはほとんどいなくなっています。



　まさに傭兵団。

　アブラムシのいないソラマメの生長のはやいことはやいこと。

　アブラムシに関して言えば、我が家に農薬はいりません。

　ちなみに、畑作りにはいろいろ流派があって、私は雑草をコントロールする草生栽培を採用しました。より具体的には、クローバーと勝手に生えてきた野芝に庭を支配させる方法です。

　こうしておけば、背の高い草がはえにくかったり、てんとう虫傭兵団が駐留してくれるようになるなど、いろいろとメリットがあります。

　その他にも、草がネキリムシやヨトウムシの餌になり、野菜への被害が軽減されたり（実際、草がはえないエリアの野菜はすぐに枯れ、根元を掘ると大量の芋虫が出て来ます。）、邪魔になったクローバーを刈って野菜の株元に敷いておくと敷き藁がいりません。さらにそれが腐って腐葉土の代わりにもなります。

　クローバーは窒素固定能力があるので通路に伸びてきた根に窒素を供給してくれますし、背が高い草も背が高くなるまで目立たせないなど、使いようによっては週末菜園家の強い味方になります。

　もちろんデメリットもあります。それは一歩間違えば荒れた庭に見えてしまうこと。

　我が家も野菜はこれ以上ないほど順調に育ってますが、見た目は荒れてます。

　レイズドベッドと物入れ、あとは飛び石的なコンクリートタイルが必須ですが、ヨメはパントリーをなんとかしないと資金を振り分けることを許してくれなさそう。

　あとはベランダの改造もまだ。

　うーん、新築一戸建ては、２年やそこらじゃ完成しないなぁ・・・。

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