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カテゴリ:神の律法
エゼキエル33章は、エホバ神がどのような道徳基準を持っておられるかを示しています。また、その道徳基準に反する場合、エホバ神がある国家、もしくはある組織に破滅をもたらし、その土地に居住することを許さない場合があることを示しています。(エゼキエル33:26)
エホバ神は「わたしはいつでも同じ者である」と言われています。(イザヤ43:13)ですから、今日においても、エホバ神は過去と同じ仕方で行動され、ご自分が同じ道徳基準を持っておられることを示されることになるでしょう。
(1)神はご自分の律法を守りご自分に頼る者たちを保護される
エホバ神は、ご自分に信仰を持ってご自分のみ名に頼り、ご自分の律法を守り、ご自分のご意志を行う者たちは保護されますが、ご自分の律法に違反する者たちには、正当な報いが臨むようにされます。(詩編31:23。箴言13:6;18:10)
それで、人々は、ご自分の律法を守ることを要求されるエホバという名を持たれる全地の創造者、全能者が存在することを知る結果になります。(イザヤ60:16。詩篇83:18)
(2)ユダは神の律法の違反のために国土が荒廃してしまった
エホバがエゼキエルに音信を与えた時、エルサレムはバビロンによって陥落していました。(エゼキエル33:21)エゼキエル33章の後半では、エホバ神はご自分がそのようにされた理由を説明されました。さらに、それは今後起きることでもありました。
バビロンによる攻撃のために、ユダは、一時的に荒廃して人の住まない所となってしまいました。考古学者G・E・ライトは,「この時代に都市が次々に人の住まない所となり,多くの都市には二度と人が住まなかったことを示す考古学的調査から見て……ユダが暴虐を被ったことは明らかである」と言明しています。(「聖書考古学」1957年版,179ページ)
エホバの予告通り、ユダは「荒廃」しました。エホバ神は預言者たちを通してご自分の律法に違反する時、どのようなことが起きるかを予告されていたので、エホバの預言が成就する時、人々は、「わたしがエホバであることを知らなければならなく」なりました。(エゼキエル33:29)
Deutsch: Klösterle Innerteuchen, Gemeinde Arriach, Kärnten. Detail am Altargemälde des linken Seitenaltars: Tetragrammaton, = hebräisch von links nach rechts: J H W H, der Name Gottes (Jahwe bzw. Jehovah)Niki.L 人々はJehovahという名前を持たれる神が存在されることを知ることになります
(3)イスラエルの人々がしていたさまざまな律法違反・血を食べる・偶像崇拝・軍国主義・姦淫
イスラエルはどんなことをしていたのでしょうか。「あなた方は・・・あなた方の糞像に目を上げ続け、絶えず血を注ぎ出す。・・・あなた方は自分の剣に頼った。」とエホバ神はイスラエルを非難されました。(エゼキエル33:25,26)
イスラエルはエホバ神の代わりに糞像を崇拝しました。それから、糞像に絶えず血を注ぎ出しました。(エゼキエル33:25)
また、「剣」、つまり、武力に頼りました。(エゼキエル33:26)さらに、友の妻を汚しました。(エゼキエル33:26)つまり、姦淫を行ないました。そのため、エホバ神は、イスラエル人を剣で倒れさせ、約束の地が荒廃するようにされると言われました。(エゼキエル33:27)
このことは、エホバ神がご自分の律法を守るように断固として要求されることを示しています。エホバ神は、義の基準を守ることを求められる神で、決してご自分の律法違反を容赦されません。そして、ご自分がご自分の律法を守ることを断固として求められることを、事態の推移で示されることがあります。
聖書の預言は、エホバが、ご自分の律法を守ることを求められるために起きることになる将来の出来事を示しています。そして、その言葉が「実現するとき」人々は、「自分たちの中に預言者がいたことを知らなければならなく」なります。(エゼキエル33:33)
(4)偶像崇拝と流血
エホバ神が何より不興を覚えられたのは、イスラエル人が偶像崇拝と流血を行なっていたことでした。(エゼキエル33:25)実際、昔ソロモン王がエホバの律法に違反して偶像崇拝にふけるようになると、「エホバはソロモンに反抗する者」を数多く起こされたことが記されています。エドム人ハダド、レゾン、ソロモン王の僕ヤラベアムなどを起こしました。(列王第一11:14)
King Solomon Sacrificing to the Idols ソロモン王が偶像崇拝に陥ったのでエホバ神はソロモン王の反抗者を数多く起こされました
彼らは、イスラエルを憎んで、倒す機会を伺ったり、ソロモン王に反抗したりしました。エホバ神は偶像崇拝に対する不興を表明されます。
さらに、エゼキエルはイスラエル人が「絶えず血を注ぎ出す」と言いました。異教の神の崇拝は、流血と結びついていました。カナンの土地ではイスラエル人は、バアルを崇拝して、モレクの神にヒンノムの谷で子供を犠牲として火で焼いて捧げるというこを行ないました。(エレミヤ32:35)
(5)オカルトから影響を受けたドイツのヒトラーのナチス党―聖書に反対し大量の流血を行なう
ドイツのヒットラーは表面上キリスト教徒でした。ヒットラーはイエス・キリストはユダヤ人と戦ったが成功しなかったと考え、自分はそれを実現させると言いました。しかし、内々には、聖書がドイツ語に翻訳されたのは、不幸な事だったと述べたり、ローマ帝国はキリスト教によって滅びたと述べたりして、聖書やキリスト教に反対していることを表明しました。
実際、ヒトラーは聖書に従って殺人を避けるエホバの証人を第二次世界大戦の当初、率先して迫害しようとしました。
ドイツナチス党のヒットラー当初エホバの証人を激しく迫害しました
それで、聖書の教えが自分の考えにそぐわないと考え、他の宗教に目を向けたようです。ナチス党は、北欧神話を信じていた時期もありました。また、ヒトラーの側近には、神秘主義やオカルトに強く影響された人もおり、よく当たる預言者、つまり占い師もいました。それで、ヒトラーは心霊術の影響も受けていました。
ヒットラーは神秘主義・心霊術などの影響を受けていたようです
さらに、ドイツ人は優秀であり、ユダヤ人は劣等民族であると考えて、第二次世界大戦中には、ユダヤ人や周囲の諸国民を何百万人も殺しました。それで、ヒトラーは聖書に反対し、聖書に調和しない宗教や心霊術の影響を受けて大量の血を流しました。聖書は心霊術を非としていますが、それも当然です。その実、つまり結果は大量の流血でした。(啓示21:8)
それで、確かに諸国民の偶像崇拝やオカルトは流血と結びついてきました。そして、エホバ神は、偶像崇拝と流血に反対されます。わたしたちは偶像崇拝と流血を避けることによってエホバ神の是認を求めていきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 7, 2017 04:51:58 PM
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