Outdoor Living-1
今日からホームページには書いていない建築の各デザインの作り方をご紹介しようと思います。 最初はOutdoor Living(アウトドア リビング)です。アウトドアはおなじみの言葉だと思いますが、それにリビングという言葉がつきます。 アメリカでは1件の家に平均3箇所の食事スペースがあると言います。 その一つが外でありリビングという意味となります。 当然 床が芝生の場合もあるでしょうし、タイルやデッキの場合もあると思います。 そして今回はデッキのお話となります。 先日完成した家のデッキを例にとって進めていきます。 この家はデッキ下を収納として利用するために、このような構造としました。 材木は当然ですが防腐処理材を使用しています。 最終的にデッキに手すりを付けますので、下から柱をのばして一体的に作ります。 もちろん図面段階で十分に検討し、デッキの隙間から入った水が出来るだけたまらないことと、流れやすくなるように微妙に芯をずらして施工しています。 次にアメリカから輸入した樹脂製の板を付けて外周部をしっかりさせます。 この板は最初からこの色なので腐りませんし、色を塗る必要もございません。 早速基準の墨を出して貼っていきます。 この材料も木が50%、樹脂が50%で出来ていますのでメンテナンスフリーです。 メンテナンスフリーの材料は他にもたくさんありますが、この商品は基本が木なので、質感が本物の木に近く、とても雰囲気のいい素材です。 上の写真はこの材料を貼るための専用のツールとビスです。 黄色いのは隙間を一定にするツールで、ビスの位置も一発で出せる優れものです。 もう一つは頭がデッキと同じ色に塗られたビスで、途中から逆ねじになっていて、がっちりと固定できるものです。 次回はデッキの階段施工についてです。ランキングに参加しています。 クリックしていただければありがたいです。にほんブログ村