「トラブル」
ある司法書士事務所が業務停止を受けました。その状況と理由が細かく記載されていますが、どれも日常、身に覚えがある事ばかりです。少しでも注意を怠ると大きなトラブルを抱え込むことになる。しかも、それが身近で起っています。もちろん、「業として」仕事をしているのだから当たり前のことです。しかし、今一度再点検しなければなりません。驚くべきことに、ほとんどがいわゆる基礎的な、基本的なミスが契機となっています。難しいことではなく、基本や基礎を大切にしなければならないのです。当たり前のことができなければ「プロ」として失格です。何も難しいことを要求しているのではありません。利益追求の挙句、基本をおろそかにしたり、モラルを低下させたりしてはいけません。守るべきことをしっかり守り、その上で、一歩上のサービスを提供する。これが本当の「プロ」であると思います。