くらのです。
立て続けにミュージカルを２本観て参りました。

「オン・ユア・トウズ」
ＡＭＰ「白鳥の湖」以来、2度目のアダム・クーパーです。
今回はミュージカル、しかもタップダンスがあると聞いてどんなものか興味本位で見てきました。
第一部ではタップダンスや劇中劇での下手っぴな(笑)バレエダンス。そしてプリッとしたお尻まで披露して観客は大爆笑。
第二部ではアダムの本領発揮とでも申しましょうか、ジャズに合わせたダンスに魅了されました。立続けのリフトもすごかったです。若き日のサラの写真をごろ衛門ちゃんに見せてもらいましたがとってもかわいい。あぁなんでこんなになって・・・公私ともにパートナーだからあのリフトも可能なのかと余計なことまで思ってしまいました。(^^;
思ったよりアダム自身のタップシーンは少なかったですが、アンサンブルのタップ、バレエがバランス良く盛り込まれて
いて、見ごたえ十分！
肝心の歌声も、ちょっと甘めでステキでした。
次回作は"危険な関係"ですが、"雨に唄えば"も控えているとの事で、個人的には"雨に唄えば"の日本公演を楽しみにしています。

「エリザベート」
久々にミュージカルらしいミュージカルを観ました。
衣装も装置も音楽、そして何よりアンサンブルが素晴らしい！！！
もっと早くに観ておくべきだったと後悔した、ホントに良い作品でした。

エリザベートの一路真輝さん。少々お疲れだったのでしょうか？歌い終わる際に余韻がなくプッツリきれる感じが気にな
りましたが、少女から皇后となり年を経ていく過程が声でしっかりと表現されているあたり、流石というべきでしょうか。素晴らしかったです。
トートの内野さん。私の中ではすっかり"宗像コーチ"のイメージが固まってしまったせいか（笑)、長髪でも全然きにならず、ビジュアル系？(ファンの方すみません）の衣装もお似合いでした。
ちょっとした表情や纏っている雰囲気もすごく合っていて良かったです。
歌の方は初演に比べてかなりよくなったそうですね、問題なく聞けました。思いのほか良い声でしたので、今後さらに素敵な歌声を聞かせて欲しいなって思います。

山口トートはまだ未見なので、もし観た方がいたら感想をお聞かせ下さいませ。