テーマ:☆★バイク★☆(8035)
カテゴリ: KTM
前の記事の続きです。
さて練習走行を終えて、おみさんもそれなりの感触を得たのか、とりあえず、これ以降の予選、できれば決勝も出走する事になりました。(この段階でラップタイムは1.03でした。) 雨のダートも短縮されたコースではありますが、ちょっとしたダートのせいでバイクはドロドロになってしまっていましたので高圧洗車機で洗車をする事になりました。 綺麗にはなりましたが、エンジンをかけると全くアイドリングをしない状況に...このままでは出走できません。私もパドック内を走り回り、同じKTMのバイクを駆る(と言ってもこちらは250で大楽選手は450ですが...)大楽選手のパドックにプラグレンチと予備のプラグを拝借にお邪魔しました。 専用の工具をお借りしても中々交換に手間取り何とか交換して予選グリッドに並びましたがエンジンがストールしてしまい、ピットスタートになってしまいました。勿論予選落ちで決勝に出れる望みは敗者復活にかけるしかありません。(この時、エンジン不調の原因はキャブからのドレンのキャッチタンクに水が溜まったせいでおかしくなっていた事をアブソリュートの方に指摘していただいて問題自体は解消しました。)ブログで知り合った方や自分の新しいバイクに張るために少しだけとってあった挫折禁止ステッカーも貼って万全の体制に。 敗者復活戦ではタイム順のグリッドスタードです。よく思い起こしてみるとおみさんはシグナルによるグリッドスタートなんてやった事はありませんでした。 ホールショットこそとれませんでしたが、それでも2番手につける順位で1コーナーを回ります。ですが、ここでも今回の不運に止めを刺すようにおみさんにジャンプスタート(フライング)の黒旗が出てしまいました。 場内アナウンスでもピットに戻るような指示が大々的に放送されています。私的にはもうレースは捨てて練習走行と思って次につなげるように(無線も無いので心で思うだけですが...)思いました。 でもおみさんはまったくペースを落とさずに1番を走っている選手を抜いてトップで一周して、場内放送でもブラックフラグに気がついているのか!?との放送。以前の伊那での走行会でもフラグに気がつかずそのまま走っていた事もあり、そのまま走って失格かもと思いましたが、1位の状態でピットイン。1度停止してそこから再スタートです。 勿論全車相当前に進んでしまっていますが、これから後、おみさん結構いいペースで飛ばして行きます。トップの選手達の転倒劇にも助けられ、ダート部分やヘアピン部分でどんどん順位を挽回していきました。 後1週と言うところでとうとうトップに迫るところまで追いつき最後の周回中に1位に返り咲きました。場内アナウンスでもペナルティのピットスタートから1位になったのでとっても興奮した放送になっていました。バイクも問題が判明して元気になり、場内放送でバリバリにチーム名、75のゼッケン、おみさんの名前が放送されまくって(英語っぽくしゃべるMCの方だったので私達はおみさんとあまり抑揚もつけずに呼んでいますが、放送ではおみー↑ではありましたが...)、雨でへたり気味のチームの意気も上がってきました。(そしてその後も、遅れて順位が低い選手の激励メッセージにも「ピットスタートから1位になる事もある」など何度も引き合いに出されてその度に今回無理をして来てよかったと思いました。) その後の決勝までは間があるので、他のレースやバイクの微調整をして時間が過ぎていきました。(写真はサスの調整の為ハンドルを外すyukuメカ) その後パドックを移動中やバイクの整備中にも観客や他のチームの方が激励のメッセージをくれたりで、前日の練習での胸や肩の故障で辛い状況のおみさんも結構ノリノリの状態です。 さてその後の決勝ではジャンプスタートする事もなくスムーズなスタート。 また、雨脚も強くなりKEHOEさんのアドバイスでセーブしつつもその中で速めのペースでの走行に徹していきました。最後列からのスタートだったのですが、周回を重ねる内に徐々に転倒車が出てきてどんどん上位に食い込んでいきました。 そしてゴール時には5位でフィニッシュ。本当はもっと早くにバイクをしまっておしまいになるかと思ったら上位入賞で車両保管の立場に。 自分達のレースが終わったら今度は今までいろいろサポートしていただいたチームの応援です。TATSUYA選手は予選でも好成績で走られてましたので、決勝グリッドも最前列でした。 さすがmoto1クラス、激しい攻めの走りで結構いい感じだったのですが、その後転倒で今回は振るわずの結果でした。 台の上にはまだ上ってはいませんが、初モタードレースで悪コンディションの中5位入賞の表彰式です。おそらく今年中には表彰台に乗ってもらいたい物ですが、それは今後の練習やセッティングに掛かっていると思います。 今回は準備も不足勝ちで、いろいろな方のサポートに助けられた部分が大きいですが、次回は万全の体制で頑張って行きたいと思います。サポートおよび協力していただいた皆様ありがとうございました。 追記:サポートおよびご協力いただいた方々のリンクです。 馬力屋 KEHOE JAPON EKチェーン エスワン スーパーモト 株式会社ブリヂストン 山本光学株式会社 ジャペックス アブソリュート(整備) KTMマルチディーラー フレックス(プラグ+工具) たがー選手(工具) マッドフィッシュ・デザインズ(デカール) HMC racing(KTMスペシャルパーツ) HOLESHOT engineering(KTMスペシャルパーツ) DEV-TECH(KTMスペシャルパーツ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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