カテゴリ:映画
「敬愛なるベートーベン」を少し前に見てきました。
耳の聞こえ難いベートーベンが第九の初演をするにあたって、コピペストと言われる楽譜を清書する作曲家の卵の女性が支えていた!というもの。 なかなか、悪くないな・・・という印象。ちょっと「アマデウス」を意識しすぎでは?と思われる演出や、ベートーベンをここまで、こういう風に(芸術をはなれたところでかなりの非常識で下品ともいえる)表現するのも同かなあと思わせる点もあり、100%手離しですごい!と言うのには抵抗もあるのですが、でも、面白かったです。 編集のせいか、一部この伏線はどこにつながるの?と思うストーリーがあったり(初めの部分は一体なぜそうなったのかがわからずにおります)、演出家の好みか、やたら場面がぼやけたり、くるくる廻る演出が有ったり、三半規管の弱い(?)私は時々酔うそうになりながら見ておりました(笑) また、第九の演奏を全部映画の中でやるのは無理だとしても、もうちょっとカットの仕方に工夫が欲しかったなあ・・・というのも、ちょっと不満の残るところでした。けっこう、いきなりのぶち切れ、展開、ってなってて。仕方ないのはわかってても、あぅっと、引っかかってしまうのでした。 そう考えると「アマデウス」の音楽がカットがうまかったなあ。 でも、気分良く見ることのできた楽しい映画でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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