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もうそろそろ上映劇場も少なくなっている中見てきました「プラダを着た悪魔」
いやあ、面白かった! こういうのができるのがアメリカ映画の良いところだと私は思いますね。 何より、メリル・ストリープがうまい! かつて、「恋におちて」で見せたあの可愛い不倫を演じた姿はどこへ?と言うくらいの堂々とした見事なカリスマ編集長の自信に満ちた、そして苦悩を見せない強い・つよおおおい女性を演じる迫力。悩みはあっても、でも、自分の信じた道を歩く強さ。そして、自分を知らない、知ろうとしない、戦おうとしない相手に対してみせる、グラサンをちょっとあげてみるあの目つき! 若いお嬢なら固まりますよ。 うまいわあ。本当にうまい。 この映画、メリル・ストリープを見るだけでも価値がある。 彼女はどんな服を着ていても、着られていない。彼女か着ている。で、若いアン・ハサウェイにちっとも見劣りしない。 そんなに力強い女性を演じながら、やはり、どこか可愛いのである。怖いけど。 そして、無茶だし、とんでもないけれど、確かに実力があるのである。すごい人なのである。単にわがままで怖いおばさんではなく、仕事が出来る・仕事をする人を見事に演じているから、怖いけれど素敵なのである。恐れつつ、憧れてしまう。 やる以上、ここまで出来たらいいよね、すごいよねと思わせる魅力ある人物だし、役柄なのである。もっとも、身近に居たらえらい事だけどね・・・ お洋服は次々 惜しげもなくでてくる。これも タメイキもの。 自分に縁のない世界とはいえ、見ていて気持ちよいくらい。(だいたい、アン・ハサウェイの立場であんなに服が買えたらメシは食えんぞ!というか、借金しても買えないぞ。) で、映画を見終わって最初に思ったのが、アンディはもとのBFとよりを戻したけれど、わかれるのは時間の問題だろうなあということだった。 だって、仕事の魅力を知ってしまった彼女が そんな簡単に彼に都合の良い可愛い女に戻れるわけがないと思うから。 ある程度やりきって、もういいか・・・と思うところまで仕事すればあとは結構楽しみながらとか、適当な仕事の仕方とか、優先順位とか考えられると思うけれど、少なくとも今しばらくは無理でしょうね。本人の一番やりたい仕事につけたわけだし。 などと、筋違いのことを考えておりました。 それにしても、本当にこれは面白かった。 そして、メリル・ストリープのファンになってしまった一作でした。 DVD欲しいなあと思っております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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