日本伝統のハーブ、シソ(紫蘇)は素晴らしい(^_^)v
和風ハーブともいわれる「シソ」。口の中をさっぱりとさせ、その香りは食欲の落ちる夏の薬味としてぴったりです。 シソは大きく分けると、本来の種である赤ジソと変種である青ジソに分類され、葉だけでなく、芽や花、実まで食べられるのも特徴です。「薬味」としては香りの成分ペリルアルデヒドの中に殺菌・防腐力を、「野菜」としてはベータカロチンやカルシウム、ビタミンなどを豊富に含むという、優等生です。 シソは中国から伝わったとされ、縄文時代の遺跡から出土例もあるなど古来より日本でも重宝されてきました。なぜ「紫蘇」という名になったのかについては、カニを食べた少年が食中毒になり顔色が紫になったところへ旅の名医が与えたシソの葉で命が蘇ったことから、という逸話が由来とか。いかにも健康ハーブのシソらしいエピソードです。 薬味として使う時のポイントは、できるだけ細かく刻むこと。こうすることで香りが引き出されるからです。また鮮度が落ちると香りがなくなるため、早めに使うことが一番ですが、保存する際は、水でぬらしたキッチンペーパーに一枚ずつはさんで密閉容器に入れましょう。 ここ数年、シソジュースや焼酎人気も高まっています。さらに今年は大手飲料メーカーが夏季限定でシソテイストの炭酸飲料を発売したことも話題になりました。古くて新しいシソ。夏の暑さをシソパワーで元気に乗り切りましょう。※参考:青紫蘇農場株式会社 http://www.shiso.net/おいしいねっと http://www.o-e-c.net/薬味のチカラ http://www.yakumi-power.net/緑黄色野菜大百科 http://info1.mods.jp/サントリーホールディングス株式会社 http://www.suntory.co.jp/