カテゴリ:教養・時事 (文化、歴史、芸術)
どちらが本業かは知らないが、「牧師」で「ミュージシャン」という異色の経歴で活動するMarreこと石井希尚を講師に迎えた、CGSの『世界を読み解く聖書の話』シリーズ。
つい最近この動画を見付け、「ヴィジュアル系っぽい人」と「聖書」の組み合わせに興味を引かれて観てみたのだが、これがかなり聖書とイエスの本質に迫る内容で面白い。 先ず、僕はイエスを「キリスト教の教祖」ではなく「ユダヤ教の改革者」として認識している。 そして、彼を「神の子」ではなく、自ら命の危険を冒してまで弱き者達のために戦った、僕達と同じ「一人の人間」と捉えている。 なので、僕自身は龍樹(ナーガールジュナ)の『中論』に強く影響を受け、「色即是空 空即是色」の思想を拠り所にして生きているので決してキリスト教徒ではないのだが、『聖書』は読んだ事があるし、イエスの思想と生き様には敬意を払っている。 また、キリスト教の総本山であるカトリック教会に対しては、イエスの教えを歪めた「隠蔽と捏造の宗派」だと思っているので、僕は「イエス自身の教え」と「キリスト教」を分けて捉えている。 Marreも僕の立ち位置と近いのか、どの解説も聞いていて非常に共感できた。 日本人が誤解しているであろうイエスの実像や、聖書の正しい読み方を丁寧に教えてくれるので、キリスト教徒でない僕達が「宗教」や「信仰」とは違う視点から聖書を学んでみる良い機会となるのではないか。 そんな中、『中東問題の真相・後編』で突然「レイとマコト」という文言が出て来て、Marreと神谷宗幣が「レイとマコト」を連呼するので、宝塚ファンの僕には「(柚香)光と(礼)真琴」に聞こえて仕方が無かった(笑)。 2人が「令和」の時代にトップスターに就任したのは、神の定め…? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.05.19 20:02:20
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