カテゴリ:教養・時事 (文化、歴史、芸術)
エイプリルフールを口実に、今回は少しばかり妄想的な記事を書いてみた(笑)。
まだ漠然としたイメージながら、僕は「将来的にBRICS+は国連に変わる役割りを担うようになるかも知れない」と考えている。 それに関して明確な根拠がある訳ではないが、先日YouTubeの『新日本文化チャンネル桜』でジェイソン・モーガンが「日本は国連から脱退すべき」というのを聞いて、少し自信が持てた。 その前には『カナダ人ニュース』が左翼思想に毒された国連の腐敗ぶりを解説しており、このまま行けば国連の存在意義は徐々に失われ、やがてグローバルサウスの台頭と共にBRICS+が国連に変わる国際組織となるのではないか、という気がする。 現在、イスラエル・ハマス紛争で、国連はネタニヤフ政権の暴走を全く止める事ができない。 WHOに対抗する組織として、WCHも発足している。 これまで世界の中心であった西側諸国は、ウクライナ戦争での誤算や自国の内政混乱でその権威を失いつつあり、特に米国の凋落は酷い。 (仮にトランプが大統領に再選しても、米国はかつての威厳を取り戻す事はできないだろう) それに対し、BRICS+へ加盟申請する国は増える一方で、主要5ヶ国のGDPの合計は既にG7を超えている。 この傾向が今後も続けば、世界の多くは形骸化する国連を見限り、より現実的な対応が期待できる国際組織としてBRICS+を選ぶようになるのではないか。 現時点ではまだ時期尚早とは言え、国連が旧態依然な組織になりつつあるのは事実だ。 コロナ禍によってグローバリズムと反グローバリズムの対立が可視化され、ウクライナ戦争によってG7の弱体ぶりが顕在化した事が、グローバルサウス諸国のBRICS+への接近を加速させた。 勿論、ロシアや中国が理想の国家という訳ではない。 しかし、現状を見れば、左翼思想に浸食され国家の崩壊が止められないG7よりも、BRICS+の方が現実的で将来性があるとグローバルサウスが考えるのは当然だ。 (それはBRICS+の躍進というより、G7の自滅という側面が大きい) G7が有効な対策を講じられなければ、世界のパワーバランスが一気に逆転する可能性は高い。 その時、BRICS+が単なる経済的な枠組みを超えて、新たな国際連合として機能し始める事は充分にあり得る。 「対米従属」以外に国家戦略を持たず、もはや経済大国でもない日本は、本来の美徳であるアイデンティティを取り戻さなければ、第二次世界大戦に続いて敗戦国となり肩身の狭い思いをする事になるだろう…。 最後になるが、ロシアの「クロッカス・シティ・ホール」」銃撃テロで被害に遭われた市民には、謹んで哀悼の意を表したい。 前回の記事でウクライナ軍による民間人への無差別攻撃を非難したばかりだが、今回のテロ行為はあまりに卑劣で残忍だ。 ロシア捜査委員会は既に、実行犯とウクライナとの関係を特定する証拠を入手しているようだし、状況から見ても言い逃れはできないだろう。 「国連」に疑問など抱いた事がない人には、衝撃的であろうこちらの動画。 新共産主義を目指すグローバリズムと反グローバリズムの対立は、第三次世界大戦とも言える。 現実の戦争が始まる前に、日本人にはまだやれる事がある筈だ。 こちらの動画では、米国がいかに中東諸国を蹂躙し、罪も無い人々を虐殺して来たかを、伊藤貫が怒りを込めて解説している。 日本人がこんなテロ国家のプロパガンダに騙され、率先して言い成りになっているのかと思うと、本当に情けなくなる。 大高未貴と石田和靖の対談は、イスラエルのガザ侵攻を簡潔に理解する事ができる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.04.02 21:54:50
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