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[Stockholm syndrome]...be no-w-here

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2024.04.11
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この「1年」がどの期間を示しているかは定かでないが、戦争中のウクライナよりも多く人が死に、人口が減少している日本。
これからも更に減り続けるだろう。
この国は正に、滅び行くネズミ達の箱庭なのだ。





誕生性とは、私たちがみな誕生してきたという事実を名づけるものであり、そしてそれが意味しているのは、私たちの誰もが、いつかあるときに、もうすでにここにいた者と異なる者として、ここで存在することを始めたということである。
そしてそれは、世界を初めて目にし、物事を新しい眼で眺め、日常によって磨耗されていないものに驚き、まだ到来していないことを始める人々が、これからも存在するだろうということを、保証するものである。
そもそも、不器用さと愚かさを伴う、またその情熱と懐疑を伴う若さは、人類の永遠の希望なのである。
若さが絶え間なく到来しなければ、新しさの源泉は枯渇するだろう。
なぜなら、古くなるもの、またより古くなっていくものは自らの答えを見つけてしまったのであり、決まりきったレールの上を進んでいくからだ。
常に新しく始まるもの、それは常に再び終わることを犠牲にすることによってのみ保持されるのであり、それは人類を、退屈さとルーティンへと沈むことから救出するのである。
生命の自発性を維持し続けるチャンスなのである。

ーハンス・ヨナス (戸谷洋志『ハンス・ヨナス 未来への責任』より抜粋)ー





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Last updated  2024.04.12 19:29:01
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