感動！感激！感謝！カルチャーショック！

9月20日台風も凄かったが、日産も凄かったです！
ゴーンさんが、日産九州に現れました。
日産九州工場が10月1日から｢日産自動車九州｣に分社化される記念式典です。



そこでゴーンさんは、｢徹底的にコストを抑えて日本の100万台生産を維持する｣
と、強調しました。
有難いことです。

｢徹底的にコストを抑える｣とは、九州地場及び、アジア(韓国、中国)からLCC部品
調達率を現状の70%から90%に高める様です。
有難いことです。

しかし、九州では部品1個単価を韓国、中国と比較され競争させられています。
単品コストでは、アジアに勝てません。
トータルコストで比較してほしい！
中国で調達した部品は、EXW(工場軒下渡し)なので、現地国内輸送費、海上輸送費、
日本国内輸送費、関税、海上輸送の為莫大な部品在庫費用(金利、倉庫、デリバリー）
そして何より、品質コスト、海外のサプライヤーはクレームが出ても対応しない。
トータルコストでは、九州は決して負けていません。


ただ…、一方では、急激な円高で、国内生産から海外生産へのシフトが加速しているのも事実です。

売れる所で売れるものをお客様の要求に同期させて生産する。
利にかなっています。

だとすれば、日本の中小企業も戦略の変更が必要です。

決断のスピードはもっと重要!!