LIVE配信その1
昨日は昼からMUSICALルードヴィヒ~Beethoven The Piano~のLIVE配信を見たのだが、、、、いやいや、あの熱量で毎日公演するってスゴイ体力気力だ。主演である推しはもちろん、福士誠治くんは、もうほぼ出ずっぱり、しかも何役だ? 映像作品ではあまり気付かなかったけれど、舞台だとその歌唱力がよくわかる。ハモったり掛け合ったり、想像以上だったなあ。そしてやはり木下晴香ちゃんは本当にきれいな声。伸びやかでしなやかで強くて、発音もきれいで。声の使い方もさすが、慣れてる。さすが本職。ものすごく聞きやすい。子役の声も、、、いわゆるアニー的な声?上手な上に、かわいらしくて。ミュージカルと言いつつ、 どちらかと言えば芝居寄りの歌、というか台詞寄りというか、、、感情優先だから主演の歌は、かすれ具合すら計算だろうな、という感じで、特に前半は叫びまくって大変。私が思っていたミュージカルというくくりよりは、激しい芝居、という感覚だったかも。でもね、話としてはやはり切ない。若い頃は天才と言われつつもモーツァルトと比べられたり、そして始まって20分くらいにはすでに聴覚の異常が表現されて、その苛立ちが周りの人間を傷つけ、結果自分も傷つけ、、、切なくて仕方がない。最後、修道女となったマリーがルードヴィヒからの手紙を読む、それをバックに3世代のルードヴィヒが一堂に会して、寄り添って、そして光る扉の向こうへ消える、、、ベートーヴェンの最期、が表現されるのだが、その時の音楽がさ、、、悲愴の第二楽章・・・・これはもう泣けた。あそこであの曲はヤバイ。そのまま、オリジナルの歌になるんだけど、久々にピアノ弾こうか、と思ったわ・・・・悲愴は、難聴を自覚したころに作られたと言われているけど、それならばなおさら悲しい。悲愴、という深い悲しみを意味する題名なのに、なんて優しく心に沁みるメロディなのか。それが200年以上経った今でも演奏され、受け継がれ、こうして舞台にも流れる。歓喜の歌もよかったが、やっぱ私は悲愴だな・・・もともと好きでもあるんだがずっと2時間ルードヴィヒを観てきてのラストだからね、もうぐぐっと来ます。演者以外にも、これまた出ずっぱりで演奏してくれる、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、の皆さんも最後のカテコは一緒に。拍手が鳴りやまず、一度は退場の放送が流れたのに、またカテコにこたえる皆さん。東京千穐楽だから、主演がなにかいうかなあ?と思ったけど、さすがに新感線とは雰囲気が違うし、手を振って終わったけれども。というわけで、今週末はやっと実物見に行くのだ。今日は仕事も一つ終わらせて、少しだけ気持ちが楽になった。なんとか週末は観劇できそうだっ[楽譜] ベートーヴェン/ピアノ・ソナタ「悲愴」第2楽章より テーマ(初級ピアノ)《輸入ピアノ楽譜》【10,000円以上送料無料】(Sonata Path tique (Theme from 2nd Movement)《輸入楽譜》【輸入盤CD】Beethoven/Jumppanen / Ludwig Van Beethoven: Piano Sonatas Opp 7 & 13 109 110 111【K2016/11/11発売】ピアノ 楽譜 ベートーヴェン | ピアノソナタ 第8番 ハ短調 作品13「悲愴」 原典版 | Piano Sonata No.8 c-moll Op.13 [Grande Sonate Pathetique] URTEXT