りり＊ミュージアム

お久しぶりです。新年の挨拶もしないまま、もう二月も半ば
一応昨年から取り掛かってた作品はあったんですが、なかなか先に進まなくて…。
でもや～～～っと完成したのでお披露目します。

片山智佳子先生のデザインパケットより、【ヨーロピアンアンティーク Rose Mirror】です。
（真ん中は鏡が入ります）











これ素材が大きいし（５６×３５ｃｍ）、形が独特（真ん中が開いてる）なので、すごく描きにくかったです。描く場所確保するのも大変だったし…。
それに何といってもいちばん苦労したのはベースのクラッキング！！
２回もやり直しましたよ～～！！
やり直しの際、絵の具とクラッキング剤を落とすのも大変でした！１回目は専用の溶剤を使ったんですが、中途半端にしか落ちなくて…。結局サンドペーパーで削り落として、２回目は最初からサンドペーパーのみで落として…。でもキレイに落ちるわけじゃなく、素材はガタガタのボロボロ。
これ以失敗したら素材がダメになる！もう失敗は出来ない…！！と三度目の正直でなんとか無理やりベース完成。これだけで数ヶ月掛かりました。（途中、何度も嫌になって放置してたし…）
あとはまぁぼちぼち描いていったんですが、最後にニスを塗り重ねてたら……
なんか緑色染み出してきた～～！！
（画像じゃわかりにくいですが、作品上部の右端とか、左のシール部分とかけっこう目立ちます）
あ～～、きっとコレ溶剤のせいだな～。（溶剤も完璧に落とせたわけではないので）
うぅ、せっかく頑張って描いたのに台無し～～！！とちょっぴりしょぼんな私です。
…いやいや、満足できる薔薇を描けて完成出来たことを喜ばねば……！
以前練習で描いたハートプラークに比べたら、上達しているのではないでしょうか…？


最後に、忘れないよう書いておきます。
クラッキングは溶剤を厚く塗れば大きく、薄く塗れば小さくひび割れます。
20分～１時間ほど置いて乾かし、絵具を手早く塗ります。縦に塗ると縦にひび割れ、横に塗ると横にひび割れます。
溶剤の重ね塗りはしちゃダメ。また、絵具の厚みによっても割れ方が変わります。
…でももう当分クラッキングはしたくないよ～～！！



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