楽KEYイングリッシュ

スティーラーズは不振だったが、その反動か他のスポーツが｢好景気｣に沸いている。NHLペンギンズは6シーズンぶりプレイオフ進出を決めた。原動力はシドニー・クロズビー、エフゲニー・マルキン、ジョーダン・スタールの若手三羽烏。3人合わせてプロ4シーズンの経験しかないが、その分怖いものなしといった格好でリンクを駆け巡っている。

そして14シーズン連続負け越し中のMLBパイレーツも、若手の牽引が目立っている。去年ほとんどルーキーシーズンだったザック・デューク、イアン・スネルが1年間メジャーでもまれた経験を生かし、それぞれ勝ち負けはつかなかったものの試合を壊さず救援陣につないだ結果、敵地ヒューストンでアストロズに連勝した。

去年パイレーツはヒューストンで1勝もできず、シーズン通算3勝13敗と完全なお客さん状態だった。しかもスタートダッシュに失敗し、2勝目を挙げたのは9試合目だった。ところが今季は最初の2試合でもう2勝。まだ160試合あるから浮かれているわけにはいかないけど、ここ数年でもっとも楽しみなシーズン開幕だ。今年も先発5人の平均年齢24.8歳とリーグ屈指の若手ぞろい。良い方に転ぶことは、間違いない？！