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カテゴリ:ソウル
日本はものづくりを大切にしてきた国。だから諸外国との競争に勝ってきた。
しかし、そこで履き違えた「ベテラン」が、正しい指導法を駆使できないがために後継者が育たず、特に中小企業はバタバタと息絶える状況は、後を絶たない。 今日、そう思うに至る確固たる証拠を得ました。 今の会社、最初はとてもいい会社だと思いました。とても丁寧に教えてくれるし、人柄もいい。 でも、すぐに気づきました。教え上手ということは、それだけ人の出入りが多い。 なぜそうなるのか?仕事は厳しくはありません。もちろん間違えていいことはありません。しかし、間違えた時の対処が、私のような素人には受け入れがたい表現方法を取られて、最初は萎縮、やがて重圧に変わり、心身ともに不調が続いています。 何で言った通り出来ないの?人の話聞いてないでしょ? 出来ません、聞いてません。でも、なぜそうなるのか、あなたたちは考えたことも、ないでしょ?なぜ言った通り出来ないのか、人の話を聞いてないのか。 どんなに説明しても、相手が理解できなければ、それはただ放言。仕事で必要な伝達が出来ていなければ、できなかった部下はもちろんダメですが、出来るように出来なかった上司もダメです。そうでなければ、上司たる価値はありません。 私が路線を外れた最大の障害物が、そういう人でした。最初はいい関係でしたが、ミスがミスを呼ぶとフォローするより、なじりけなしこき下ろすのが日常。それが毎日のように続けば、どんなに図太い人でも、何かしたらまた言われるのでは?とちょっとは思うでしょう。 私の場合は、そういう点で馬鹿正直でしたから、どんどん負の連鎖を繰り返し、仕事中に昏倒する羽目に。 その後も追い詰められたと感じると、同じ心境に。さすがに40年以上生きていますから、その都度表情を変えて、心持ちを悟られることはありません。でも、分かる人には分かるんですね。時々「大丈夫?」と声をかけてくれる人がいます。 もちろん前述、昨日も触れたケチンボと堅物、いやどっちか言うと類人猿ですね、あの体躯は、の2人の上司は「上にいるだけ」です。 下に下りられないから、その分配慮するのが上司という定義だと、高名な弁護士に教わったことがあります。人の上に立つ以上は、正しいことばかりを言うのではなく、TPOに応じて指導=導くのが仕事です。でも、当人も時々口にしますが「よくもこれだけ俺に怒られることをするな」と。 出来ないから、あなたにとって私は部下なんですよ。同等なら同僚、それ以上なら上司でしょ? 結局、上から下への流れしかできない人たちの集団なんです、今の会社は。水だって、浸透率の高い衣類などを使えば、下から上へ流れます。けなす、バカにする、怒る、なじる、などなどダメというのは簡単。でも、褒める、その気にさせる、豚もおだてれば・・・の方が、お互いいいと思うんですよね?こうすればいいのに、どうしてしないの?なら、怒られていると分かっても、嫌な感じはしませんよね?まあ、すでに3ケタ以上迷惑をかけているんだから、何を言われても仕方ないとも言えますが、でもやっぱりそうじゃないと思います。 昨日までの数日、この2人の上司と直接仕事をしませんでした。でも、今日はそうじゃない方の仕事が片付き、また一緒に。そして、またかよ、そんなことまで言うのかよの連発。 褒めてくれとは言いません。でも、もう少し言われる立場のことを理解して欲しいな。でも、無理かあの2人には。 どこぞの本のエッセンスに出てました。伸びる会社は、上司がうまく褒める。手のひらで転がすがごとく。転がされる方も認識してはいるが、心地良さは変わらない。コミュニケーションを大切に、としょっちゅう言っているけど、結局根本が分かってないんですね、この会社。早く、逃げだそ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 26, 2007 07:32:18 PM
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