買ったら売らないと言う本当の長期投資が出来たら最高なんですがね(苦笑)
買った株を売らないで長期で保有し続けるというのは、本当に難しいことだと思います。 ちょうど10年くらい前なんでしょうか、ネット証券が安い手数料で営業を始めたころのポートフォリオをそのままにしています。基準は低PBR株というだけで、いまだったら投資しそうもない銘柄ばかりです。もう5年以上前に全て手放して一銘柄も持っていません。 ところが、このポートフォリオは口惜しいくらい好調で、4年くらい前の一番のピークでは買い値の3倍以上、いまでもプラス50%です。配当は当然加算されていません。 いかにアクティブという人間の恣意の入った売買が投資損益を損なうかの見本のようなものなので、戒めのためにおきっぱなしにして、時々眺めては「ため息」とともに反省をするようにしています。 私の怒りと嘆きの対象になった、アクティブ投げ売りファンドも今回の損切りした銘柄を見れば、素晴らしい企業=投資対象が多いことが良くわかります。もし言葉通りの「長期投資」が出来ていて、タイミング投資をしなければ、私のタラレバファンドと同じように、相当凄い成績を維持できていたように感じます。買うタイミングが神業のように下手糞で、長期間投資し続けるという能力がまったく皆無のように感じます。 やはりドルコスト平均法で買い続けるならインデクス投資信託やETFのほうが、圧倒的に有利なような気がします。 ただ、社会人になってから当初はドルコストで1g3000円以下で1万円という最低の購入額(その後は毎月3000円とか 中断とか 苦笑)ではじめたゴールド投資ですが1g1200円くらいになった頃からボーナスごとに少しまとめて買い続けて1000円を切ったときに最後に買い増して、30年近く一度も売っていません。もちろん奥さん名義です。奥さんは握りこんだら離さないという超人的なことも得意なんですよ。興味が無いものは無視できるというのも最高の投資能力かもしれません。利息がまったくつかないのに大きく成長しています。(株はけっこう売却命令が強いです。苦笑。最後にお笑い報告あり) ちょうど日本初めての商品ストラテディストといわれる、商社出身の専門家がゴールドは投資対象ではなくなったと宣言した頃から、少しまとめた買い下がりを始めたことになります。プロも含め、もう投資対象ではなくなったといわれるくらい誰も買わなくなったときに、少し多めに買って、絶対売らないと握りこむ、本当の長期の塩漬け投資法が、全ての投資手法に勝る最高の投資法なのかもしれません。 しかし欲があるので、個人で実行するのは「言うのは簡単ですが、実行するのは至難の業」です。そこでインデクス投信とかETFに投資して、売らないこと(=長期投資)を実行できれば、大きな資産形成が可能になると思えるこのごろです(苦笑)。 ブログに書いたために、メガチップスがかなり上昇していることがバレちゃいました(汗)強制売却命令が(涙) とりあえず、シフトする銘柄(←当然優待配当利回りの高い優待株をご指名ですので)も決まらずに1銘柄だけ売却を実行。今日もアメリカが安いので、いい銘柄をお安く仕込めそうですが、シフト対象にちょっと悩んでいます。