以前私から見ればお姉さまに相当する営業マンと一緒に営業に出た際に昼になったので一緒に「ステーキのあさくま」というところでランチをしたブログを書かせて頂いておりますが、今日はその営業マン(営業ウーマン?)との話です。あるお客様ですが先月から2度ほど一緒にシステムの提案に訪問しておりました。ぼちぼち感触もよかったので今日で3回目の訪問となりました。前回提案時の問題点と思われる点を改善しての訪問です。キーマンとの話が長くなりました。私はSEという立場なのでしばらく営業マンとキーマン(お客様側の決定権者)との話を相槌を打ちながらも黙って聞いておりました。もともと私は営業経験が長くお客様から発せられる様々なサインについては敏感ですが、そんな商談が進み始めてある時点をこえた頃のことでした。出てるんですキーマンから・・・いわゆる「クロージングサイン」と言われるものが(営業用語ですみません)・・・。営業マンはそれに気がついていないどころか商談がうまくいかないと感じているのか弱気になっていたのがわかりました。私は「今なのに・・・」と思いましたがもどかしく思うだけで私の立場ではそこまで言えない・・・でも、このチャンスというかこの空気、この瞬間を逃がしてはいけないと思い一言だけ言葉を挟ませていただきました。案の定、この空気を制すことができました。商談は成立です。そしてその場で契約書を取り交わすことができました。あとでその営業マンに聞いた話なんですが「あのときもうだめだと感じてた。弱気になって心にもないランクを下げた提案に切り替えてしまうところだった・・・」と。確かにそんな感じだったので申し訳ないと思いつつも口を挟まして頂いたことを伝えた。しかし営業の世界にはタイミング・・・みたいなものがあるようで、これがなかなか難しいのも事実です。実際私が営業を経験していた頃にも一番悩まされた部分でもあります。そんなこんなの一日でした。