そういえばかなり(・・前まではいかないけど、それなりに)前に書いたブログの中で、あるライバルの話を書かせて頂いたことがありました(まぁ結果はどうあれ私は彼をライバルとは位置付けてはないのですが・・・)。その彼のことですが、彼は私と同じこの「営業を支援・指導する」という同じ部門で私と同じポジションに昇格をした(という話題の以前のブログでしたが)んですが、今日彼の仕事中のある会話を耳にしました、いえ耳にしてしまいました。彼は悔しいけれど技術面では私を超える知識、スキル、そして経験があります。それもそのはず、彼はこの会社に入社して以来ずっとそういう「技術端」で仕事をしてきましたから。そういう私は「営業採用」でずっと長いこと一線で仕事をしてきました。考えてもみれば同じことができるはずはありません。でも今は同じ職場で同じポジションで仕事をしている。であればそんなことを私が言うのは単なる言い訳に過ぎませんね。だから私はそんなことをハンディキャップと思わない宵ようにこの仕事をしています。でもやはり技術的なことで語れば間違いなく彼には私は勝てません。ただ、私たちがしている仕事とはその「技術」とやらをまるでコンテストのように競い合うのが仕事ではないのです。営業マンのいかにサポートができるかという「裏方」的能力が問われる部署なんです。しかし悲しいかな・・・その彼は自分が培った?「技術力」を武器に例えば営業マンに「なんでこんな提案をするのか」とかひどい時は「営業だったらこれくらい知っておけ」みたいな・・・とうてい私の世界ではありません。私は彼よりは「技術」の面では劣りますが、私は営業経験が長かっただけに営業マンの気持ちがよくわかります。結果として収入を頂くお客様にどれだけ信頼され、そしてそれがゆえどれだけ注文が頂けるかが営業であれば必要ではないとは言えませんが結果として「営業」できなければそんな知識など必要ないし逆に邪魔とすら考えてしまいます。決して私の自負を訴えているわけではありませんが、タイトルにも書かせて頂きましたが「知っている」と「できる」は違うと思うんです。詳しくは書けませんでしたが、そんな彼を見ていた今日の私の気持ちを綴らせて頂きました。