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マイルドなアスペの独り言

マイルドなアスペの独り言

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2016.12.10
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実は2日前に映画『君の名は。』を観たルーシーです。
いまだに余韻に浸ってます。


【良かったところ】
背景が美しい。オープニングの途中で新宿の夜明けから日が高速で昇るシーンが好き。
都会の背景も田舎の背景も同じくらいに美しく描写していた。
朝食の目玉焼きが美味しそうだった。
映画館の大きいスクリーンで観なきゃ勿体ない。

日本らしい要素を満遍なく散りばめている。
東京という大都市と糸守という(架空の)田舎はどちらも現代の日本が持つ顔である。
また、組紐や神社、アニミズムなども日本らしい。

テッシーの父が町長(三葉の父)に酒をふるまうときの、あの田舎の宴会の雰囲気が生々しかった。
監督もド田舎出身かと思わされたくらいに雰囲気がリアルで生々しかった。

瀧入り三葉ではパンツが見えたりスキが多いが正常な三葉ではあまりそうならないので
そういう"ガードの度合い"で中身の表現を分けているところにグッときた。
深夜の萌えアニメみたいな無意味な色気シーンがなかった。

彗星が落ちる日のかたわれどきの後に正常な三葉が町役場へ行く途中で
彗星がどんどん迫るシーンは恐怖だった。ハラハラした。

【悪かったところ】
音楽が過剰でうるさかった。音楽の演出はもう少し引き算しても良いのではないか。
特に、瀧と三葉がかたわれどきで別れたあとに
彗星が町に迫るところで流れた歌のバックサウンドが耳に痛かった。

物語のテンポが早すぎた。
特に前半は、詰め込みすぎて早くて、ジェットコースターから降りられない人の気分だった。

また、映画だけだと設定が浅く感じられる人や内容を消化不良になる人が多いだろう。
(だからこそ原作小説とアナザーサイドの小説が売れるわけだが。)

映画だけではわからなかった瀧と三葉の心情や内面を補完できる。

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瀧から見た三葉、テッシーの糸守に対する複雑な思い、四葉の入れ替り、三葉の父の思いがわかる。テッシーの話と三葉の父の話を読むと映画の理解がグンと進む。



【印象強いサブキャラクター】
まずは奥寺先輩。現代アニメの峰不二子といった印象だった。
あんな大学生なかなかいない。
終盤で彼女は婚約したことが判明するが、
あんな完璧な美女と結婚する男がどんなのか全く想像できない。

次に四葉。強烈なマセガキ…おませな女児だった。耳年増ってやつか。
JSガールを読むらしい。
アナザーサイドでは彼女が姉をいかに思いやってるかよくわかり微笑ましかった。

【好きなシーン】
かたわれどきで瀧と三葉がやっと会えた場面。
会えた瞬間の瀧の優しい顔と三葉の乙女な顔が印象深い。
瀧ってあんな優しい顔できるんだあ 三葉は最高に可愛い顔してるって思った。

映画の最後に瀧と三葉が再開した場面。
高校生同士で再開して映画が終わればただの青春物語だが、
大人同士で再開したから後の未来を想像(妄想)する余地がある。余韻ってやつ?
未来を期待させる演出って良いよね。
そのまま同棲してくれないかなあ。

【共感したシーン】
三葉が大勢の前で口噛み酒を作るところ。
すげえ汚いオエエと私は思ったが、同時に、かわいそすぎるとも同情した。

高校の放送室からおっさんに連行されるサヤちん。
高校生目線だとあんなおっさんに怒られて連行されるのは恐怖でしかない。

【結論】
おすすめ。アナザーサイドの小説と合わせて楽しみましょう。


次回更新日:12月13日(火)





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最終更新日  2016.12.11 00:10:22
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