東京国際女子マラソン
土佐VS高橋の対決。土佐さんの力勝ち(作戦勝ち)とも言える見事な勝利。負けた方に言い訳などできないほど完膚なほど叩きのめした内容だったように思える。高橋さんが勝つならスピードを上げれるかどうかが課題のレース(最初からあるいは途中から)。高橋側の想定として土佐さんの力からいってラップは17分くらいのイーブンと想定していたに違いない。ところが土佐さんが逆手に最初から飛ばした→想定していたペースより速い。高橋さんは負けられないので離れることができない。視線が定まらず、うつむきがちで自信がないのがありありのように伺える。10kmではすでにフォームにやや無理を感じる。左腕の抱え込みも従来に比べて悪い。30kmくらいから遅れ始める・・・やはり・・・32.5kmではもう足の伸びが無・・・・ピッチも緩慢・・・東京国際(男子)を12回走った経験の僕からみると32.5kmでこれじゃあ坂は死ぬ思いとなるのは歴然。土佐さんもラップは失速(通常なら)したものの逃げ切り・・・完勝だった。お見事。記者会見高橋さん・・・3年前、昨年、今年・・・言い訳が残念。仮にもプロなんだから結果がすべて。試合の日は決まっているそれにあわせられず、言い訳するのはプロではない。予選会にあわせられなければオリンピックにもあわせられるわけが無い。せめてコメントするなら建て直して、縁起の良い名古屋にチャレンジするというコメントのみでよいと思う。