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カテゴリ:1990年代
昨晩は書いている途中で睡魔に負けてしまいました。しばらくは1日遅れで更新する事になります。
今回は第3飛行隊”F-1”の写真紹介です。 この時の撮影は私にとっても思い出に残るものでした。昨年末の撮影機材紹介でも書きましたが、当時購入した500ミリは手持ち撮影に不向きなレンズだったので撮影には苦労していました。 この時使っていた方法は”置きピン”。航空祭での展示は基本的に滑走路上で行われますから、滑走路のラインを基準に高度分の距離を大雑把に足してピントを固定、後は実際に見ながら修正して撮影しました。 この方法は合わせたピントの距離に機体が入るのを待たなければなりません。滑走路上を航過する機体は何とかなるのですが、見せ場の急上昇や急旋回に対応するのは非常に困難です。 「ピントを∞(無限大)にしておけば良いのでは?」と思われる方もいるでしょうが、500ミリになると機体が数百メートル離れていてもピント合わせをする必要があります(ほんの少しの差なのですが)。 そんな中で巡ってきた最大のチャンスが4機編隊の”ブレイク”シーン。この次のコマに当たる写真で、”30000アクセス記念”で紹介した写真です。こんな方法でよく撮れたものだと今でも思っています。 ですがそんな幸運はさすがに長続きせず、多くのシャッターチャンスを逃す事になりました。 1機ずつの航過だと最初の機体を基準にして次の機体のピント合わせの参考にできたので何枚かはまともに撮る事ができました。 撮れるだけマシなのですが、一回の航過で撮れるのは2枚程度(連写速度が秒2コマなので)。有効範囲の直前直後にシャッターチャンスがあったとしてもあきらめるしかありません。この先もう2箇所ほどこの方法で撮影するのですが、撮れないシーンのあまりの多さに耐えられなくなり、解決法を模索する事になります(その結果がアレです)。 2006年に三沢に行かれた方は気付かれたでしょうが、この96年は第3飛行隊創設40周年にあたります。これはこの時購入した”記念ピンバッジ”のアップです。 実は松島編の頃からの”F-1”には、ほぼ同じデザインのインシグニアが胴体側面(主翼の付け根付近)に描かれています。このブログの写真だとほとんど判別できませんが… 次回は午前中に行われたその他の展示の写真紹介です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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