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カテゴリ:1990年代
今回は”ブルーインパルス”の写真紹介です。
![]() まずは離陸シーン。 ![]() ”ファンブレイク”。 ![]() ”チェンジオーバーターン(トリミングしています)”。 通常の展示のように見えますが、実はトラブルが発生していました。 現在はホワイトスモークのみですが、当時は”ブルー(2番機)”、”レッド(3番機)”、”イエロー(4番機)”、”グリーン(6番機)”そして”ホワイト(1・5番機)”のカラースモークを使用していました。 もう一度見て頂くと1色欠けている事が分かるでしょう。 ![]() ”チェンジオーバーターン”をもう1枚。 欠けているのは”グリーン”。実は離陸前の6番機にトラブルが発生し、代わりに予備機を使用していたのです。 ホワイトスモークと違い、カラースモーク用のオイルは調合に手間が掛かる上に時間が経つと固まってしまうので造り置きが出来ません(展示直前に機体に充填します)。なので予備機は”ホワイト”のオイルを充填した状態で待機していたのです。 ![]() ソロ展示中の6番機。 と言う事で予備機(720号機)が6番機となってソロ展示を行なう事になりました。 ![]() ”3シップインバート”。 ところがトラブルはそれだけではなかったのです。 ![]() ”ワイド・トゥ・デルタループ”。 ここまでの写真で欠けているものがもう1つあります… ![]() ”デルタループ(の終盤かな?)”。 それは5番機です。極めて珍しい事ですが、5番機にも離陸直後にトラブルが発生してリタイアとなっていたのです。 ![]() ”ボントンロール”。 96年に”T-4ブルー”となって以来、初めての「予備機使用」、「展示途中でのリタイア」、「5機での展示」と言う事態となってしまいました。 何の巡り会わせか、初めての「バードストライクでの途中リタイア」も昨年(2009年)の三沢で起きてしまっています。 ![]() ”ローリングコンバットピッチ(トリミングしています)”。 曇ってはいたものの一応”第一区分”が行なえる状態にまで天候は回復していたのですが、5番機のリタイアにより少々寂しい展示内容(26課目中5課目中止で5課目に影響)となってしまいました。 次回は”外来機”の写真紹介です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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