【読書】永田町動物園~田中角栄に媚びて総理へ/1月2日~4日
45才Mrガチぼっちの「ありのこ」です。亀井静香「永田町動物園 日本をダメにした101人」を読み終えました。この本には中曽根康弘(なかそねやすひろ)元総理も出てきます。永田町動物園 日本をダメにした101人 [ 亀井 静香 ]1979年に40日抗争と呼ばれる政治闘争がありました。自民党内の派閥争いです。この争いは1980年になっても収まりませんでした。野党は大平内閣に対して内閣不信任案を提出。大平内閣を支持する派閥(田中派・大平派)反主流派(福田派・中曽根派ほか)という状況。反主流派の福田派は内閣不信任案に欠席の方向。福田派が集まっていたところに中曽根氏がやってきて「勇気ある行動だ!」と演説ぶった。しかし中曽根派は衆議院本会議では内閣不信任案に反対の投票。突然、反主流派だったのに裏切ります。亀井静香氏は中曽根康弘氏のことを「ここで主流派・田中派に身を寄せたことが総理への道へつながった」「政界の風を巧みに読んだからこそ総理になれた」と分析しています。中曽根元総理は政界風見鶏(せいかいかざみどり)と言われた(バカにされた?)けど、これくらいの変わり身の早さがなければ総理にはなれないのでしょうね。楽天ブログで「永田町動物園」を過去2回取り上げています。興味があればそちらもお読みください。「【読書】永田町動物園~公明党とガチ対決→25年後に後総理大臣へ」「【読書】永田町動物園~公明党とガチ対決→大臣になるまで20年以上」永田町動物園 日本をダメにした101人【電子書籍】[ 亀井静香 ]