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Mrガチぼっちの日常(潰瘍性大腸炎患者です)

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2024.04.11
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カテゴリ:読書




45才Mrガチぼっちの「ありのこ」です。


「村山富市回顧録」という本を読み終えました。

村山富市氏は元総理大臣です。

1994年から1996年まで総理大臣でした。
社会党の委員長(=党首)として総理大臣に上り詰めた人です。
ただし社会党の宿敵・自民党との連立政権でした。

「村山富市回顧録」では「村山政権の時、社会党がどうであったのか?」が書かれています。

新党問題ばかりだった。政権のことは他人事みたいに思っていたんかなあ。(p217)

社会党は当時、衆議院第2党でした。
しかし直前の衆院選挙では大幅に議席を減らしていました。
社会党が賞味期限切れ、国民に見放されつつある時期。

次の選挙で社会党で出馬したら国会議員たちはバタバタ落選しまくることが予想されます。

だから「新党を作って、新党から出馬しよう」。
社会党はそんな話ばかりだったようです。

結局は社会党の議員は新党・民主党に逃げていった議員たちが続出します。

残った議員たち(民主党に入れてもらえなかった議員たち?)もいました。
社会党は社会民主党と名前を変えていまだに残っています。

話を村山政権の時の社会党に戻します。

当時の社会党議員らは「与党になったために思うようにものが言えない」「野党時代の方が良かった」と言っていたなあ。(p218)

ちょっとひどい状況です。
与党になって政策を実現するのではなく、野党で言いたい放題言っている方がマシという議員が多かったようです。

僕は「そりゃあ、与党と野党は役割が違うんだから、政権を取ったら党として役割を果たせばいいじゃないか。責任の果たし方によってはあなたの選挙に有利になる。そういうのを考えてやればいいじゃないか」と話したことがある。(p219~220)

総理を出している与党議員にこんなことを言わないといけないのですか?(苦笑
子どもじゃあるまいし。
村山総理も大変だったのですね・・・。

社会党議員たちは野党の時、ご立派なことを言い続けました。
しかし55年体制(与党・自民党 野党・社会党)の成れの果てが、このザマだったのです。

​​
村山富市回顧録 (岩波現代文庫 社会306) [ 薬師寺 克行 ]​​





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最終更新日  2024.04.11 11:00:07


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