|
カテゴリ:読書
450万人の皆さま、「バカの壁」のド頭・冒頭を覚えていますか?
かなり印象的な話です。 45才Mrガチぼっちの「ありのこ」です。 いきなり変なことを書いてしまいました。 養老孟子「バカの壁」を読み直しています。 「バカの壁」は450万部も売れた新書です。 2003年出版。 バカ売れしました。 出版からもう20年以上。 「バカの壁」を手にした450万人の皆さまは「バカの壁」の内容を覚えているでしょうか? ド頭・冒頭はかなり印象的な話です。(まえがき・もくじは除いたド頭です) 「イギリスBBC放送が制作した、ある夫婦の妊娠から出産までを詳細に追ったドキュメンタリー」を薬学部の学生に見せた話です。 この番組の感想を学生に求めた結果、男子学生と女子学生とで、はっきりと異なる反応が出たそうです。 女子学生のほとんどが「大変勉強になりました。新しい発見がたくさんありました」という反応。 男子学生は皆一様に「こんなことはすでに保健の授業で知っていることばかりだ」という答え。 同じものを見ても正反対の答えが出てきた。 男子学生と女子学生の差を「与えられた情報に対する姿勢の問題」だと養老孟子さんは言います。 男は「出産」について実感を持ちたくない。 自分が知りたくないことについて自主的に情報を遮断してしまっている。 これも一種の「バカの壁」。 ここから新書「バカの壁」の話がスタートします。 バカの壁(新潮新書)【電子書籍】[ 養老孟司 ] が、450万人のうちどれだけの人がこの話を覚えているでしょうか? 忘れてしまっている人たにも「壁」の壁があるかもしません。 「時間の壁」ですね。 時間が経つと完全に忘れてしまうという。 ちなみに・・・私もこの話まったく覚えていませんでした。 2003年に「バカの壁」を読んだはずなのに。 バカの壁 (新潮新書) [ 養老 孟司 ] バカの壁(新潮新書)【電子書籍】[ 養老孟司 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.17 17:36:13
[読書] カテゴリの最新記事
|
|