|
テーマ:アニメあれこれ(26287)
カテゴリ:アニメ・コミック
45才Mrガチぼっちの「ありのこ」です。 アニメ「戦隊大失格」の第1話を観ました。 「戦隊大失格」の世界観はこんな感じです。 竜神戦隊ドラゴンキーパー(通称・大戦隊)と悪の怪人軍団が繰り広げている13年間の死闘は、やらせの茶番劇だった。 ほかの星から侵略してきてわずか1年で大戦隊に屈服して、以降は民衆の前で敗北を演じ続けているのがその実。 まだ第1話しか観てないので「戦隊大失格」がどのように進むのかわかりません。 ただし 「これはリアリティーです」と提示しているコンテンツがどれだけ本当のことなのか? というのは現実世界でも切実な問題です。 テレビ番組「テラスハウス」は「リアリティーショー」などと言っていました。 しかし「リアリティーだけでエンタメとして成立するわけないだろう」がほんとうのリアリティー。 「テラスハウス」は悲劇的な終わり方をしました。 他方、2024年4月から新番組がスタート。 NHKで「新プロジェクトX」。 元祖「プロジェクトX」は2000年~2005年放送。 約20年ぶりに「プロジェクトX」が復活。 私は「大丈夫か?」と思ってしまいます。 この20年で世の中は大きく変化しました。 大きな変化は「ネット社会」です。 2000年代前半はやっと2ch(現在の5ch)が出てきたくらいです。 ブログですらかなり先進的な人しかやってませんでした。 今はだれでもSNSやYouTubeを個人的に持つことができます。 そしてSNSやYouTubeで誰でも情報を発信することができます。 もし「新プロジェクトX」でおかしなところがあれば誰でも「これっておかしい」と言える時代になりました。 そのプロジェクトには参加したけど、今は別の世界に生きている人たちもいるはずです。 この人たちが「これって事実とは違う」「過剰演出だ」「都合の悪いところをカットしている」と言えちゃう。 さて話を「戦隊大失格」に戻します。 「リアリティーだけでエンタメとして成立するわけないだろう」 「新プロジェクトX」も同じです。 いや「新プロジェクトX」はエンタメよりもより正確な内容が求められるドキュメンタリー。 現実はコンテンツのために存在している訳ではない。 しかし番組制作者たちは毎週毎週おもしろいコンテンツを放送し続けなければならい。 この狭間(はざま)でライン越えをしないか? 事実の捻じ曲げ・過剰演出・不都合な事実のカットなどなど・・・ 2000年代前半なら「あんなことがある訳ないだろう。だってテレビだぞ」と事情を知っている人たちも周りに話して終わりでした。 このような内容を放送した場合SNSやYouTubeで番組が晒される危険が高い。 ただでさえNHKは「とっととスクランブル放送にしろ。合法的な受信料どろぼうめが!」と思われてしまっている感じがあります。 この状況の中で「新プロジェクトXなんていう注目されそうな番組をレギュラー放送を開始したの?リスク管理して大丈夫なのか?」と勝手に心配してしまいました。 プロジェクト大失格で済まされずNHK大失格と言われかねないのですから。 【楽天ブックス限定全巻購入特典】戦隊大失格 第2巻(数量限定生産【Blu-ray】(キャンバスアート+アクリルスタンド+缶バッジ(描き下ろし明林恋蓮絵柄)) [ 春場ねぎ ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.21 11:44:04
[アニメ・コミック] カテゴリの最新記事
|
|