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カテゴリ:学び
藤原正彦「国家の品格」を読んでいる。
今のところ、半分くらい。武士道精神について学べている。 P126より抜粋 父の教え 父からはいつも、「弱い者いじめの現場を見たら、自分の身を挺してでも、弱い者を助けろ」と言われていました。 父は「弱い者がいじめられているのを見て見ぬふりをするのは卑怯だ」と言うのです。 ・・・ 父は、「弱い者を救う時には力を用いても良い」とはっきり言いました。ただし五つの禁じ手がある。 一つ、大きい者が小さい者をぶん殴っちゃいかん。 二つ、大勢で一人をやっつけちゃいかん。 三つ、男が女をぶん殴っちゃいかん。 四つ、武器を手にしてはいかん。 五つ、相手が泣いたり謝ったりしたら、すぐにやめなくてはいかん。 「この五つは絶対に守れ」と言われました。 しかも、父の教えが非常に良かったと思うのは、「それには何の理由もない」と認めていたことです。「卑怯だから」でおしまいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.11 14:34:16
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