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カテゴリ:パグ脳炎
オヒサです 子供達のお受験で忙しくしておりましたら、なんと~~~早くも2月ではないですか ご心配頂いていますななちゃんは、至って元気ですよ~ 昨年の12月22日、血液検査の結果、HCT(ヘマトクリット)値が20を下回り、極度の貧血の為の検査入院で、内科疾患等の検査をしましたが、原因が分からず、治療にも入れない状況でした。 その頃のななちゃんは、ステロイドの副作用で、下半身の筋肉が衰え、お尻の肉がげっそりないという、骨と皮だけのような、なんとも哀れな状態でした。シャンプーする時はさすがに泣けましたよ皮膚疾患も患い(これもステロイドの副作用らしい)、治りを良くする為にバリカンで毛を刈られ↓のような、ハゲ子に…。 舌の先にも白く痛そう?な舌炎のようなものができ、痛いからか、フードをポロポロこぼし、食事がうまくできないようでした。食欲は全く衰えませんでしたが…(笑) パグ脳炎を患うと咀嚼や嚥下の機能に障害が出る子が多く、流動食などをシリンジとかいう道具で食べさせる事になるようです。一時は、遂にその時が来たか~と構えましたが、幸い一過性の症状だったようで、ドライフードのまま現在に至るです。ただ、機能が衰えている時の食事は誤飲などから肺炎等に発展するらしく気を付けなければならないとの事です(パグ脳炎仲間の方からの助言) 幸い発作はぴたりと止まってましたので、ステロイド剤は、12月始めより、1日4錠→3錠→2錠と段階的に減らしていきました。 この頃の運動機能については、悲しい事に段々衰え、貧血症状が出始めた頃は、お散歩に出ても、10歩も歩けませんでしたせっかく上れるようになった階段にも、上ろうする意欲が失われたようで、階下でじっと見上げるといった状況。何事においてもですが、チャレンジする精神が無くなってたように見受けられました。何よりも悲しいのは、クルンと巻き上がったしっぽが失われた事。だらりんと垂れ下がり、物悲しさに拍車をかけてるようでした。 それでも何とか、無事2歳のお誕生日を迎えることができました~ 翌26日に再度血液検査を受けましたが、HCT値は18.7と依然危険な状況(正常値は37~55)。10月には47.2はあった数値が、ここまで下がるとは~~~? 血液関係の病気が潜んでいるかもとの事で、血液の疾患の権威の先生とパグ脳炎の権威の先生、両方がいらっしゃる東大病院での精密検査を勧められました。 しかし、年明け早々には、受験生の中3の息子の最終的な志望校決定の基になる実力テストや学年末テスト、娘の大学センター試験、私大入試…など目白押しで、とてもとても時間を割いて東京まで行ける状況でなく、ななに申し訳なくてただただ涙を流すしかありませんでした。 年明けて1月5日の血液検査では、少しながら数値に改善が…HCTは26.6に上がってました。この頃から、ななはみるみる元気を取り戻し、上れなかった階段を上って来れるようになったり、お散歩もかなりの距離を歩けるようになってきました。 ステロイドの量は更に減り続け、1日1錠→1/2錠→1/4錠へ… 1月19日には、HCT値は30.9までもどり、今回の貧血の原因は全く不明で、何の治療もしていないのに自己回復力で数値も戻ってき、先生もびっくりでした。精密検査の件も見合わせてよい事に…。 現在のななちゃんは、お散歩では走れるまでに、階段は一気に駆け上ってくるまでに。柳の下のカエルのごとく、何度もジャンプしてソファの上に飛び乗ってくるまで元気になりました。ステロイドの量が減るのと並行して、運動能力や気力が回復、やせ衰えていた下半身にも肉が付き始め、だらりんしっぽも、以前のようにクルッと巻き上がって、パグらしく戻りました。 いつまでこの状況が続くかは、ビクビクの毎日ですが、しばし幸せをかみ締めています。来週の検診で、いよいよステロイドを切ることになります。一抹の不安はありますが、ななちゃんの生命力に掛けてみようと思います~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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