千と221話:まきたて
拙YouTubeチャンネルは、コチラ!・拙Facebookは、コチラ!・拙Twitter改めXなら、コチラ!・・この日…三郎太(左)と四郎(右)とは、畑仕事とかに精とか出したりとか!四郎「三郎太は、《まきたて》てなコトバ、知ってか?」三郎太「畑に種を一度撒いたダケで、一切手を加えナッシング…すなわち《略奪農法(りゃくだつのうほう)》のコト!他にも、その土地の草木を焼いて灰を肥料にする高畑淳子…違った、めんご…《焼畑農業》てのもあって…ドチラも、その土地の地力を低下させちまうんだよ?」四郎「お前、よく知ってるな?」三郎太「ばあちゃんが教えてくれたからね?…つーか、《まきたて》で、思い出した!ばあちゃんが、まだこの世にいたコロ…!」・・・三郎太のばあちゃん(右端)「よいか?仏法においても、《まきたて》では…!」・ばあちゃん「一通りみ教えを聞いただけで、もー十分と思い、自分の受け取ったトコロを他の人に直されたくナッシングと思うのが、仏法についての《まきたて》なのじゃ。」三郎太「心に思ってるコトを、口に出して…!」菊丸「他のヒトに直してもらわなければ…!」四郎「心得違いは、イツまで経っても直らナッシング…!!」ばあちゃん「さぞ(=その通り)!《まきたて》のよーな心では、信心を得るコトはできナッシングじゃ!」四郎「はい!」菊丸「はい!」三郎太「あは!」・・・そして現在。三郎太と四郎とは、収穫した野菜を売るべく、町に出ていた。菊丸「丁度良かった…野菜は、ココで買って行こー!」四郎「おぅ、鮎川(=菊丸)!」三郎太「あは、菊丸!」…てな感じに…《ソクタッヘ王国物語》は、明日で7年目を迎えるのでした!!・・参考文献《蓮如上人御一代記聞書》より(106)一 前々住上人(蓮如)、法敬に対して仰せられ候ふ。まきたてといふもの知りたるかと。法敬御返事に、まきたてと申すは一度たねを播きて手をささぬものに候ふと申され候ふ。仰せにいはく、それぞ、まきたてわろきなり。人に直されまじきと思ふ心なり。心中をば申しいだして人に直され候はでは、心得の直ることあるべからず。まきたてにては信をとることあるべからずと仰せられ候ふ[云々]。(現代語訳)蓮如上人が法敬坊に、「まきたてということを知っているか」とお尋ねになりました。法敬坊が、「まきたてというのは、畑に一度種をまいただけで、何一つ手を加えないことです」とお答えしたところ、上人は、「それだ。仏法でも、そのまきたてが悪いのである。一通りみ教えを聞いただけで、もう十分と思い、自分の受け取ったところを他の人に直されたくないと思うのが、仏法についてのまきたてである。心に思っていることを口に出して、他の人に直してもらわなければ、心得違いはいつまでたっても直らない。まきたてのような心では信心を得ることはできないのである」と仰せになりました。・略奪農法灌漑や施肥することなく、天水・地力のみに頼って作物を生産する(そこに存在する栄養分を略奪する)原始的な農法のこと。焼畑農業が典型。地力が低下して作物が取れなくなると他の土地に移って、そこでまた農地を切り開く。・・2023/7/29ガチで久々に、水彩画を描きました!《この世を内包する世界》極楽浄土は、西の彼方にあるとも、この世を内包する世界とも…今は《仰ぎ見る世界》であるコトは、確かだ…!・投稿文字数10000字切りました!・