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カテゴリ:アメリカ映画
【残念な出来事】
何時もはここで今回観た映画の感想やストーリーを最初に書くのだが、最後にこのコラムを書くと最後まで読まない人に真意が通じないからあえて最初に書く。 そこでこの文章を読んでいる人に聞きたい。映画館で観る場合にエンド・ロールまで観ますか?。 私は必ず最後のこのエンド・ロールまで観ます。だからテレビの地上波で放送する映画はノーカットを謳いながら、エンド・ロールをカットしているから私はまず観ない。ここ何年も見ないくらいこだわっている。だから個人的に契約しているWOWOWの映画を観る。この放送局はCMが無いし最初から最後まで完全に放送する姿勢が気に入っているからだ。 さて本題に入るが、今日観た『コールド・マウンテン』を歌舞伎町の劇場で観てきた。何とエンド・ロールが始まったと同時にロビーで待っている人たちが雪崩を起こしたように入ってくるではないか。一体何が起こったのかと思ってしまったが、係員が止めている気配すら感じなかった。折角映画の余韻を楽しんでいるときに、全くの興ざめである。 当然出入りする人たちが多くて外の光が入ってくるから白ける。エンド・ロールでスタッフのクレディットや主題歌を聴いて自分の中で映画を振り返る儀式をズタズタにされて激しい怒りを感じた。 早速受け付けのカウンターに戻りこの劇場側の映画ファンを舐めた行動を激しく糾弾した。ここの頼りなさそうな若い女性に詰め寄ったが、この女性を糾弾してもしょうがないので直ちに上司をよこすように要請した。その間にも私の激しい怒りの怒声を聴いていた人が、私の前を通った時にやはり同じ事を感じていたらしく、その人も『私もとても不愉快だった』と言っていた。当然である。 その人の声が終わるか否かのタイミングで支配人とやらがやって来た。この人も頼りなさそうである、が第一印象だった。紫煙臭いロビーで話を聞こうと言うがタバコを毛嫌いする自分からすれば冗談ではない。何とかタバコの無い場所まで移動して、劇場側の無責任さを激しく責めた。当然である。 私の要点は、第一に映画とはエンド・ロールが終わるまでが一本の映画であり、途中で観客を入れるとはけしからん。 第二は、何故ゆえに係員が観客の入場を阻止しないのか。 第三は、劇場側は係員にどういう指示をしているのか。 第四は、私は毎週映画を様々なところで観るが、こんな無神経な劇場は始めてだと指摘した。他のミニ・シアター系や大規模劇場の例を細かく挙げて指摘した。それに対して支配人は自分はここに社内で異動になってきたばかりだが、最後まで観客を入れるなと口をすっぱくして言っている。でも、私は実際には守れていないと言った。この支配人は現場を見ていないのだ。私が他の映画館の実例を挙げて話している時でも、熱心にメモを取っていた。更に、突っ込んだ話をするとどうやらこの支配人は、余り映画館で観ていないようだし情けなくもそれを認めていた。こういった他の映画館の姿勢も知らずによく支配人が務まるもんだよ。 今こうして数時間前の出来事を振り返ってありのままを書いて、皆様に知ってもらいたいのだがそれでも怒りは消えない。折角のアカデミー賞を受賞した名作を鑑賞しても、こういう劇場側の無責任極まりない卑劣な態度で余韻に浸れなかったのは、返す返す頭に来る。 支配人には今後二度とこういう措置は取らないように、朝礼や会議で徹底を図り係員にも指示するように強く要望した。自分としてはこの劇場には二度と来たく無いが、もし今後来た時に再びこういう事の無いように言った。そして支配人に映画に対して愛情を注ぎ、プライベートでも映画館に足を運び観に行くように伝えて帰った。 読者の皆さんは、今回の劇場の態度に賛成ですか?。私は傲慢ですか?。 因みに私は、最後に支配人に女性の係員を怒鳴って怖い目にあわせたと女性が思っていたら、謝ってくださいと伝えました。私は女性係員を脅すのが目的ではなかったのですから。 最初から最後まで全部観なければ気が済まない自分の性格も有りますが、やはり同じ思いをしていた観客がいるのを伝えたかった。この件でSILENT MAJORITYにはなりたくなかったし、冒頭に書いたように同じように不愉快な思いをしている観客がいたことにも支配人は驚いていた。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 折角のこの名作を振り返った私の感想を纏めようと思ったが、残りの字数では無理なので明日の日記に書きます。 尚、この映画館名を知りたい方はネットで調べれば直ぐ分かりますよ。私はあえて書きませんが歌舞伎町ではここだけですからね、この映画を上映しているのは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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