3888107 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

KINTYRE’S   DIARY~旧館

KINTYRE’S DIARY~旧館

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

kintyre

kintyre

Favorite Blog

◎新品 エレキギター … New! natsumi_s_58さん

☆日向坂46♪本日『wit… New! ruzeru125さん

昨日、金曜日は、な… New! 真壁 正さん

サウンドストリ-ト… New! ken_wettonさん

田んぼが丸坊主 New! まちおこしおーさん

Comments

人間辛抱@ Re:仕事納め(12/29) どうもお久しぶりです。 新型コロナウイル…
背番号のないエース0829@ ヒトラー 映画〈ジョジョ・ラビット〉に上記の内容…
collins1313@ Re:私の好きな曲7、バグルスの「ラジオスターの悲劇」(06/05) 初めまして! 青春時代に聴いてまた最近ハ…
kintyre@ Re:映画『アメイジング・グレイス』を観て(03/27) >kaoritalyさん、こんばんは この映画…

Freepage List

2004.07.10
XML
カテゴリ:音楽
人気blogランキングへ

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━VOL.12▲△▲△
■私の好きな曲12~デレック&ザ・ドミノス(エリック・クラプトン)の「いとしのレイラ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■□■□■□■□■□■□■□
【アーティストの略歴】
参照。
デレック&ザ・ドミノスはエリック・クラプトンを含む4人グループである。クラプトンに関しては何の説明も必要ないと思うので、詳しくは↑をクリックして欲しい。念の為にクラプトン以外のメンバーは、ジム・ゴードン(ドラムス)、カール・レイドル(ベース)、ボビー・ホイットロック(キーボード、ボーカル)である。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【この曲について】
△今ではすっかりロック・クラシックとして定着した感じのこの曲。エリック・クラプトンの長い経歴の中でも知らない人はいないだろう。
この曲は'70年に入ってからデレック&ザ・ドミノスの一員だったクラプトンの曲として発表された。この曲のタイトルにもなっている「レイラ」は架空の名前だが、実際にはこれはクラプトンの当時の恋人だったパティ・ハリスンのことだ。名前から分かるように盟友ジョージ・ハリスンの奥方である。ビートルズ後期の頃からの付き合いである二人だが、相互の家を訪問しているうちに何故だか愛が芽生えたようである。
二人の恋は成就し結局結婚。何と二人の結婚式にはジョージも出席したそうだが、この辺の感覚は凡人には理解できない。そんな恋も長続きはしないでクラプトンはパティと離婚。'80年代には別の女性と子供をもうけたが分かれて、今では随分と年下の米国人女性と結婚して再び子供をもうけた。
二人の別離は子供が出来なかったからだと言われているが、真相は分からない。最もパティはジョージとの間にも子供はいなかったし、ジョージは再婚後は子供がいるのでどうやらパティの方に何らかの子供が出来ない原因があったのかも知れない(筆者の推測ですが...)。
▲この曲はイントロの印象的なギターのリフから入り、クラプトンの何かに訴えかけるようなボーカルが堰を切ったように畳み掛ける。そして一度演奏が終わったと思うと、今度は印象的なピアノによる演奏が続く。このパートがあるおかげでこの曲がグッとしまる。
◇この曲が最近再び脚光を浴びるようになったのは、1992年発表のアルバム『Unplugged』の大ヒットだ。この時代はMTVのアンプラグドがブームになっていて、クラプトンのこのアルバムも番組用に演奏した曲が収められている。曲はブルースの名曲を中心にリラックスして歌い、そのなかに「Layla」も収録された。だがここでの「Layla」は原曲の激しさはなく、正にアンプラグドなアレンジが施されている。
最初に聴いた時は戸惑いを隠せなかったが、何回か聴く内に違和感は消えていった。まるで夜中にクラプトンがアコギで軽く弾いているかのような雰囲気だ。
どちらが良いかは好みだが個人的にはやはりドミノス時代のだ。
◆クラプトンは今でも精力的にワールド・ツアーで世界中を飛び回っている。ポール・マッカートニー同様に彼のステージへの意欲は全く衰えていない。
そんな彼のステージでも必ずこの曲は演奏されるし、冒頭のリフを聴いただけで聴衆は直ぐに反応する名曲である。アンプラグド後のライヴでは暫くアコギのバージョンで演奏したいたが、今ではドミノス時代のバージョンで歌っているのは当然だろう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【ヒット・チャート】
シングルとしては'72年に10位を記録するヒットとなったが、曲の知名度から言えばもっと上位でもいい様な気もする。
この曲はアンプラグド・ブームに乗って1992年にシングルカットされて、このバージョンは12位だった。
アルバムでは1970年のオリジナルは16位だったが、アンプラグドの方は1位を獲得した。
賞関係ではオリジナル発売時は一切なかったが、1992年のアンプラグドはクラプトンに新たなファンをもたらした。グラミー賞では主要6部門で授賞を果たし、「Layla」は作者のジム・ゴードンと共に「最優秀ロック・ソング」部門で授賞した。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【最後に】
○クラプトンの長いキャリアの中でも、「アンプラグド」の大ヒットで再び脚光があたった。それまでは作品を出してもそれがヒットチャートの上位やグラミー賞に結びつくことはなかった。
このヒットのおかげで逆に彼のルーツであるソウルのカバーアルバムや、ライヴ盤も出たりと企画盤が多くリリースされるようになったのは喜ばしい現象かな。
●キャリアを振り返ると'60年代はヤードバーズ~ブルースブレーカーズ~クリームなどのグループ時代。'70年代はドミノス~(アル中時代)~ソロとなる。'80年代以降は気ままにセション活動をする合間に、フィル・コリンズを迎えてのアルバム制作もあった。そして1992年のアンプラグドから今に至るキャリアとなる。
そんなクラプトンも今では若い米国人女性と暮らして、気が向いたら日本に来て格闘技の試合を観戦したりとすっかり健康的?な生活を送っているみたいだ。
勿論、ツアーも積極的にこなしているのは嬉しい限りだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
最近のクラプトンは、その中年の渋さが自然に身に纏ってオーラを放っているような気がする。自分も50歳を過ぎたらそういう風になりたいと思っている昨今です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.09.04 01:32:44
コメント(7) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.