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【ミリオンダラー・ベイビー主要4部門を独占】
今年のアカデミー賞は、昨年の「ロード・オブ・ザ・リング」の11部門独占の様な話題はなかった。だが事前の評価では「アビエーター」の前評判の良さが伝わってきたが、結果的にはクリント・イーストウッド監督の「ミリオンダラー・ベイビー」が主要4部門を制した。 『作品賞』、『監督賞』でクリント・イーストウッドが、『主演女優賞』でヒラリー・スワンクが、『助演男優賞』でベテランの黒人俳優モーガン・フリーマンが授賞した。昨年はイーストウッド監督の「ミスティック・リバー」が「ロード・オブ・ザ・リング」に対抗していたが今年は堂々と主役を張った。残念ながら公開は初夏との事だが、今回の授賞を気にGW位に公開をしてもらいたい。日本は公開が遅すぎる! 【注目のアビエーターは技術系の賞を中心に5部門で授賞】 「アビエーター」は間もなく日本でも公開されるので注目度も高い。そして監督がマーティン・スコセッシが担当し監督賞候補にも挙がっていた。主演のレオナルド・ディカプリオは「タイタニック」で授賞出来なかったので、今回はゴールデン・グローヴ賞を授賞していたので期待も高かった。だが今回もやはり注目されていた、ジェイミー・フォックスが「レイ」の演技で授賞した。 「アビエーター」は主要部門では『助演女優賞』でケイト・ブランシェットが授賞したのに留まった。ただし技術系の部門である『撮影賞』、『編集賞』、『美術賞』、『衣装デザイン賞』の4つを授賞した。 【男優部門は黒人が独占!】 注目度が高かった男優部門では、主演と助演の双方でジェイミー・フォックスが候補に挙がっていた。もし両部門で授賞すれば快挙だったが、『主演男優賞』でジェイミー・フォックスが、『助演男優賞』でモーガン・フリーマンが授賞した。二人とも黒人で主演男優部門で黒人が授賞したのは3人目の快挙だった。助演のモーガン・フリーマンはベテランで、中々味のある渋い役柄が板についている。 【女優部門はヒラリー・スワンクが2度目の授賞】 女優部門はヒラリー・スワンクが二度目の栄冠に輝いた。ノミネートされていたアネット・ベニングは前回の'99年もヒラリー・スワンクにさらわれた。助演女優賞はケイト・ブランシェットが輝いた。 【音楽部門】 音楽部門は授賞式では例年『歌曲賞』候補曲をステージで披露する。今回はデスチャのビヨンセが3曲をステージで披露したが、彼女は普段はR&B系のリズム感のある歌を唄う女性だ。ところが今回は映画の挿入歌をしっとりと、そして毎回衣装を替えながら熱唱していた。『歌曲賞』は「モーターサイクル・ダイアリーズ」の挿入歌が授賞した。この映画はインディーズ系作品で私も観たが、挿入歌はどれも素晴らしかった。ステージではカルロス・サンタナがギターを弾いていたのには驚いた。『作曲賞』は「ネバーランド」が授賞した。 【その他】 その他にでは、アニメ関係で「Mr.インクレディブル」が『音響編集賞』、『長編アニメ映画賞』の2部門で授賞。「スパイーダーマン2」が『視覚効果賞』で授賞した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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レオ様、ちょっと意外だった。
そうそう、これとは逆に 最悪の演技に与えられる賞もあるって、TVでやっているのを見たよ。 その女優さん、ちゃんと授賞式に出て コミカルなコメントを残してたからエライと思った。 さすが、女優さんだ!!! (2005.03.01 23:45:02)
>カラリオちゃんさん、こんばんは。
ディカプリオは日本では人気が高い俳優だけど、ハリウッドでの評価は別ですね。 『アビエーター』は間もなく公開されるけど、やはり観てみたいです。 最悪の演技に与えられる賞とは、如何にも米国的ですよね。マドンナが過去に授賞していたような気がしますが?どうでしたかね? (2005.03.02 21:41:19) |