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カテゴリ:野球/パ・リーグ
44年ぶりの日本一まであと1勝。 日本シリーズは、昨日に続いて札幌ドームで第4戦が行われ、日本ハムが3-0で中日に勝ち、3連勝で東映時代の1962年以来となる日本一にあと1勝とした。 日本ハムは三回に森本の三塁打に続いて、(犠打の多さでストレスの溜まっていた)田中賢の適時二塁打で先制すると、昨夜本塁打し気分が乗っている稲葉が五回に2点二塁打を放ち加点。 投のほうは熾烈な優勝争い中に水を差すかのような監督批判(ロッテ戦での降板に対して)による処分で9月24日以来の1軍マウンドだった金村が5回を無失点で切り抜けた。 金村は処分後に事の重要性を認識したようで推定200万円の罰金とPO登板禁止令を球団から受けていた。これに対しヒルマン監督は「大人の対応」でこれに応じた。 POでの登板こそ見送られたがシリーズ進出を見越して、若手主体で韓国チームも参加するフェニックス・リーグで二度の登板を果たし調整をし今日の一戦に賭けていた。その中で5回を無失点に抑えたあたりにダルビッシュとの「経験の差」は明らかだった。六回以降は4投手の継投で中日打線に得点を許さなかった。 中日は再三の好機を生かせず、よもやの3連敗となった。この日最大の山場だった6回表の2死満塁で井上が放った強烈なライナーは僅かにファールライン右側を直撃した。この数十cmの差がそのままゲームの明暗を分けた。ツキも味方したハムは建山が投じた次のシンカーを空振りし三振に倒れた。 井上と立浪(今日は無安打だが当たりは良い!)のバットからは快音が度々響くが、肝心な井端と荒木の一二番コンビの出塁率が悪く得点力が上がらないのが苦戦の原因だ。 崖っぷちに立たされ一敗も出来なくなった状況で中日サイドは明日の試合をどう戦うのか注目したい。今の中日選手は気持で負けているようなので、その辺を克服出来るかな? 最後に今日の試合は延長戦でもないのに4時間と長かった。点の入らない回でも走者を出した上に投手のインターヴァルの長さと打者が2-3まで粘るので長くなった。メジャーの様に早いカウントで打つという習慣の無い日本ではどうしてもこういう試合が出てくる。 まあそれでも内容的には中身のある試合だったのが救いですが、明日はこういうことが無いように願います。 ▽北海道日本ハム・ヒルマン監督の話 金村は素晴らしい投球をしてくれた。誇りに思うし、チームメートも誇りに思っているはず。打者が欲しいところで1本打って、中継ぎ、抑えも仕事をしてくれた。(日本一は)北海道のファンの前で決めたい。 ▽北海道日本ハム・森本外野手の話 バットが振れている。短期決戦だから塁に出る意識が強くなった。 ▼中日・落合監督の話 (3連敗は)かえっていい。その気出すだろ。余裕で構えていたところもあった。ちょうどいい。現実にあと3つ勝てばいいこと。 試合の詳細はこちらで 人気blogランキングへ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【写真館】 東北温泉巡り1 東北温泉巡り2 [今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.Sting/The Dream Of The Blue Turtle お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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