2007/12/04(火)00:24
星野JAPAN,フィリピンにコールド勝利!
先発涌井、6回1安打!
フィリピン00000000
日本
500014X10
2008年の北京五輪予選を兼ねた野球のアジア選手権は、台中で決勝リーグが開幕。1次リーグ(フィリピン、タイ、パキスタン、香港)を勝ち抜いたフィリピンと、2次リーグから参加する日本、台湾、韓国の4カ国が北京五輪代表のアジア枠「1」を賭けて戦う。
日本は1次リーグを本命視されていたタイを退けて1位通過したフィリピンと対戦し、10-0で七回コールド勝ちした。
日本は一回二死三塁から4番新井(阪神へFA移籍)の中越三塁打で先制し、続く阿部(読売)の左前適時打で2点目。さらに満塁から敵失、川崎(福岡ソフトバンク)の2点適時打でこの回一挙5点。五回には稲葉(北海道日本ハム)が右中間に豪快に運ぶ1号ソロを放った。
打線は10点を結果的に奪ったが、長打は1回の新井の3塁打と稲葉の本塁打の2本だけ。
日本打線はフィリピン内野陣の守備力の拙さやグラウンドの整備の悪さにも助けられて10点を奪ったのであり、台湾や韓国相手にはこうは行かないだろうから要注意だ。
更に、大村(サブロー)の1塁牽制死や川崎の3塁憤死などの走塁ミスも出て点差ほどは楽勝ではなかった。
先発の涌井(西武)は今季NPBトップの17勝を挙げた投手。
格下のフィリピン相手にシーズン中と同じ投球を披露し全く付け入る隙を与えなかった。立ち上がりの1回にボールが抜けるシーンもあったが、制球も相変わらず抜群で振りが鈍く工夫の無いフィリピン打線では1安打を奪うのが精一杯だった。
涌井は6回まで投げ、「最終回」の7回は小林宏(千葉ロッテ)が気合の投球で締めた。
第1試合は韓国が前回大会は苦杯を喫した台湾に逆転勝ちした。
韓国の先発は日本戦での先発が有力視されていた左腕柳が登板。果たして明日の先発は誰だろう?日本はダルビッシュ(台湾では「達比修」と表記するそうだ)が有力視されるが、成瀬の先発も有り得る。
なんとしても明日は勝って韓国に引導を渡そう!
◆日本・星野監督の話
「すっきりしない。バッターが打たされてる感じ。ボールを引き付けて打てなかった。コールド勝ちは計算してたけど、エラー絡みだし、点の取り方がぜいたくだ。(先発の)涌井は完ぺき。(リリーフした)小林は1イニングだけ行かせようと思っていた。あの投球だと、あす以降も使える。(2日の韓国戦について)しっかり戦う。期待してもらって結構。みんな気合が入ってます。」
◆涌井投手の話
「緊張?全然。シーズンよりちょっと。きょうは力で抑えようと、いつも以上に力を入れた。0点に抑えようと思っていたので思い通りです」
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