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身延町専属ライターの梅津です。皆さんこんにちは!

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この季節になると恋しくなるのが、つるり冷たい麺ですね。

今週ご紹介するのは、なかとみ和紙の里・味菜庵(あじさいあん)の「おざら」です。

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「おざら」は富士川流域に伝わる郷土料理で、「つけうどん」のこと。

味菜庵の「おざら」は、のど越しのいい麺を、鰹や昆布たっぷりのだしで煮込んだ野菜とひき肉のつゆに浸けて頂きます。

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この地方では寒い冬はほうとう(「のしいれ」とも呼びます)、暑い夏は冷たい「おざら」を食す習慣があり、以前はどの家からも、午後3時を過ぎると夕食用の麺を打つ音が響いたそう。

そんな昔懐かしい味を忠実に提供したいと、味菜庵では麺の製法にもとことんこだわっています。

お店の裏には専用の工房があり、

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この道4年になる市川さんが、毎日朝から麺づくり。親指に力を込め、押し込むようにこねることがコツなのだそうです。

こちらの灰色の生地には、なんと身延の特産である竹炭が練り込まれています。この「竹炭おざら」も人気メニューのひとつ。

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水の分量はとっても大切。季節によって細かく加減しています。

生地は熟成庫に入れられ、お店に出るのはたっぷり一晩寝かせた後。

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こうして丁寧に作られた麺はコシがあり、モチモチの食感。

暑さも忘れてつるつるっと食がすすみます♪

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付け合わせの「キューちゃん漬け」も、もちろん手作り。

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女性に人気という「うの花の春巻き」も注文しました。

おからは揚げるとさらに旨みが増すのですね。

おざら1.jpg

おざら3の2.jpg

お店にはこうした楽しいオリジナルメニューも揃っています。

どれもあったかくて懐かしい味。その秘密は・・

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スタッフが地元のお母さんたちだから。

「昔、母が作ってくれた味を思い出しながら調理しています。家に帰ったつもりでくつろいでもらえたら」と話してくださった、望月さんと伊藤さん(右から)。ほっこり笑顔に癒されました。

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古民家のような落ち着いた空間で、手間暇かけたお料理が頂ける味菜庵。ランチ向けに値段がリーズナブルなのもうれしい。

毎日でも通いたくなる和紙の里の名店です。

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■味菜庵

山梨県南巨摩郡身延町西嶋345
TEL.0556-42-2585
営業時間(3~11月)・10時半~16時半(食事・10時半~15時、ランチメニュー・11時~14時、15時以降はドリンクと甘味のみ。ラストオーダー16時)
定休日・火曜日
「おざら」680円(手打ち麺のため、なくなり次第終了)、「うの花の春巻き」400円

味菜庵(なかとみ和紙の里)blog
http://blog.livedoor.jp/ajisaian2585/archives/cat_50046821.html





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最終更新日  2011.07.21 08:37:07
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