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カテゴリ:和紙の里
身延町専属ライターの梅津です。皆さんこんにちは!

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西嶋地区の公民館で、「第4回西嶋和紙絵手紙展」の審査が行われました。

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古くから和紙の産地として知られる身延町西嶋地区。その和紙のはがきに想いを綴る「絵手紙展」は、西嶋和紙の魅力を広く知ってもらうことを目的に始められ、今年で4年目になります。

今回のテーマは、「がんばれ日本」と「日本のこころ」。7・8月の2カ月間で、全国から過去最多の1646点が寄せられました。そのうち約7割が、東日本大震災の被災地を励ます内容でした。

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審査員長代理の澤登昭文さん(富士川町文化協会会長)、身延町立図書館で絵手紙教室の講師を務める小澤玉美さん、実行委員長の笠井義仁さん、なかとみ現代工芸美術館学芸員の渡邉真理子さんらが厳正に審査を行いました。

真心のこもる力作揃いに、頭を悩ます審査員の皆さん。

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パソコンや携帯電話が普及し、手紙が電子メールへと姿を変えつつある時代、小さな絵と短い言葉に思いを託す絵手紙は、一枚一枚に温もりを感じます。

はがきをつなぎ合わせた連作も多数。

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3時間におよぶ審査で、30点が優秀作品に選ばれました。

こちらがグランプリを受賞した、大井妙子さん(佐賀県)の作品。
「色合いが鮮やかで、躍動感があります。ソフトな言葉遣いも魅力的な、品格のある作品です」(評・澤登さん)

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金賞は、大木さだ江さん(静岡県)の作品。
「暑さに耐えきれずに、つい体を曲げてしまったキュウリの表情がいい。絵も文字も力強く、全体のバランスも美しいですね」(評・小澤さん)

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銀賞は、舛田初恵さん(東京都)の作品。
「震災復興の象徴である松の木に、再生への思いが見事に託されています。シンプルな構図もすばらしい」(評・笠井義仁さん)

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作品は10月15日~11月21日まで「なかとみ和紙の里」(身延町西嶋345)で展示された後、岩手県遠野市内での展示が予定されています。
また多くの方に見ていただけるよう、全作品を掲載した作品集を、被災地の郵便局約100カ所に配布します。

「たくさんのご応募をいただき、心より御礼申し上げます。一枚一枚に込められた想いを、被災地の皆さんに大切にお届けしたいと思います」(西嶋和紙工業協同組合理事長・笠井一洋さん)





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最終更新日  2011.09.18 09:45:50


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