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身延町専属ライターの梅津です。皆さんこんにちは!


西嶋地区は、今も紙漉きの音がやさしく響くノスタルジックな町です。

その一角に、ひょっこりとあらわれる、

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若宮八幡神社は、地区の皆さんの心の拠り所。

「随神門」と呼ばれる大きな門は町の指定文化財で、左右に神社を守護する「門守神(かどもりのかみ)」を安置しています。

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格子をのぞくと・・

今日もいらっしゃいました♪、向かって右が左近衛中将、

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左が右近衛大将。左大臣、矢大臣とも呼ばれます。

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杉の寄木作りで、江戸時代中期のもの。玉眼が入っています。

作者は「嘉之助」さん。色は大分あせてしまっていますが、それぞれ赤と青の衣を身に着けられています。

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境内に小さなお社があり、

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中にいるのは、

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二頭の美しい神馬きらきら 昭和40年頃、氏子さんたちにより奉納されました。

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拝殿の脇には、周囲4メートル、高さ20メートルほどもある大きなケヤキがのんびりと空を仰いでいます。

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実はこの大木、かつてこの地を襲った大雨などの災害で、根元が3メートルほど地中に埋もれてしまっているのだそう。

510年前、神社が創建された時に植えられたものと伝えられています。

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池では小さな氷の花が、まだ淡い日差しの中で身を震わせていました。

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若宮八幡神社は、県指定無形文化財「西嶋の神楽」を伝承する西嶋神楽団の本拠地でもあり、月3回、地区の皆さんが社務所に集まって練習をされています。

武田氏が滅亡した天正年間、富士川の氾濫などによって悲しみに沈む人々の心を奮い起こそうと始められたという美しいお神楽。

毎年5月に行われる「沢奥(さおき)まつり」では、今年も、神楽団の皆さんが見事な演奏と舞を披露して下さることでしょう。

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■若宮八幡神社
山梨県南巨摩郡身延町西嶋1534





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最終更新日  2012.03.03 16:28:12
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