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こんにちは。身延町専属ライターの和温です。

先日、日本人初のツール・ド・フランス出場者である今中大介さんが身延町にいらっしゃいました!!

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自転車の世界で知らない人はいない伝説的な存在の今中さんは、現在、甲府市に在住。イタリアやフランスからの自転車輸入を主な業務とする(株)インターマックス代表を務めています。

とても多忙な方なのですが、、、なんと、峡南地域を自転車で盛り上げていこう!という「富士川流域サイクルエリア創設プロジェクト」のアドバイザーをしてくださっています。

この日は、県内のサイクリストと共に、峡南地域の「サイクリストへのおもてなし」に力を入れる道の駅や温泉、旅館を訪ねました。


スタートは市川三珠町の「みたまの湯」。

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こちらでは、ロードバイクを停める「サイクルラック」を常設していて、入浴や直売所での買い物がゆっくり楽しめます。

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甲府盆地を見下ろす高台にあるみたまの湯は、絶景の温泉として知られていますが、サイクリストにとっても魅力的な施設だそうで、

「ここまで上って来たときのご褒美がこの駐車場からの景色だね!達成感がある!」と今中さんも絶賛でした。

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続いて一行は、富士川町平林にある体験農園休憩交流施設「みさき耕舎」へ。

標高は約800m。結構ハードな坂道です!

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でも、やっぱりご褒美がある!!

眼下には美しい棚田、正面には富士山・・・

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ですがこの日は・・・富士山が見られませんでした。残念~。
山々の向こうに浮かぶように見える富士の姿はまさに絶景なんですよ。

ちょっぴりがっかりな気分でベンチに座っていると富士川町の特産ゆず湯のサービスが!

「サイクリストにとっては、こういうおもてなしが一番うれしい!がんばって来た甲斐があるな~って思えますね。ここのお母さんたちも気さくだし(笑)」と今中さんも気に入った様子でした。

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お昼は、そのお母さん方自慢の手打ちそばを堪能しました。地元野菜もおいしい!

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どこに行ってもモテモテの今中さんです。

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そして、いよいよ身延町の「県立富士川クラフトパーク」へ。

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ここにも、サイクルラックが設置されています。

今中さんはトレーニングでたまに身延に来られるそうですが、クラフトパークは初めてなのだとか。

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「いろんな趣向がある公園だね。広いし、自転車のイベントができそうだ!」

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「あれ、梅が咲いてるのかな?」

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園内で四季折々の花が楽しめるのも、クラフトパークの魅力なんです♪

「切り絵の森美術館」では常設展示を見学しました。

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お次はいったん身延を離れ、早川町の雨畑湖へ。

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「ここはヨーロッパの高地にある湖に似てる」と今中さん。

「途中の山道も、落ちたら命がないところが、ツール(ツール・ド・フランス)の山岳と同じだなー(笑)」

「でも、こういう非日常的な場所に、自分の足で来られるっていうのが、自転車の魅力なんだよね!」  

深いお言葉です!

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雨畑のさらに奥には「見神の滝」があります。

一同「うわー」・・・。

岩盤を垂直に滑る一筋の滝は、思わず見入ってしまう美しさです。

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また、この地域は上質な硯(すずり)の原石が取れることで有名です。

「硯匠庵(けんしょうあん)」は江戸時代からこの地に続く硯作りの伝統を紹介する施設。

館内には、書道家の間で重宝されている「雨畑硯」がずらりと並び、熟練の職人による実演も見られます。

個人的にはカフェコーナーにある、手作りの「硯ケーキ」が気になりました♪

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さて、一行はまたまた身延町に戻って、今度は身延山です。

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「身延山はサイクリストなら一度は絶対来たい場所ですよ!」と嬉しいお言葉。

「いいトレーニングになるし、この風情と情緒が何よりのご褒美だよね。この門も、まるで絵みたい」

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ここで、サイクリストの皆さんに朗報です!!

門内商店街にある老舗旅館「田中屋」では、サイクリストへのおもてなしに力を入れてくださっています。

自転車もこんな風に玄関に入れさせてくれるので安心。

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さらに日帰り入浴が通常800円のところ、サイクリストは500円に!

しかも、バスタオル付きです!!

また、趣のある和室で土日を中心に提供されるランチは山梨素材がふんだんに使われています(要予約)。

この日は特別に田中屋名物「豆乳プリン」を出していただきました。甘さ控えめの絶品です。

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「サイクリストへの特別なサービスは嬉しいね!昔はこのパツンパツンのウエアとか変人扱いされて、肩身が狭かったもんなー。今は幸せです手書きハート」(今中さん)


スイーツでエネルギー補給した後は・・・坂です!!

さすが今中さん、スイスイ行っちゃいます!!早いっ!

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境内では・・・

「『Gメン75』みたいに並んで歩こう♪」(今中さん)

「・・・大丈夫、知ってますよ(笑)」(伴走者の皆さん)

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「このお寺は本当、スケールが違うよねー。でもこの感激は自転車で来たからこそです」(今中さん)

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ところで余談ですが、サイクリストの皆さんて手ぶらだと思いませんか?

財布や鍵などは、ウェアの後ろにあるこのポケットに全部収納してるんですって。

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「このポケット、かなり重宝です。普通の服にも欲しいくらい」と伴走者の渡邉さん。ロードバイクを乗る方にとって、リュックやかばんはとても負担になるそうです。

また、紅一点のMさんには、自慢の愛車を見せていただきました。パステルカラーがかわいい。

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「自転車を始めてまだ間もないんですが、ズボンのサイズがワンサイズ下がりました!女子は絶対、自転車をやるべきです。痩せます!!」

えー。そうなんですか?!始めなきゃ~


峡南を巡る旅も、タケノコの産地・富沢町が終点です。

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もうすぐタケノコの季節。道の駅では、生のタケノコや加工品が販売されるほか、併設のレストランではたけのこご飯をいただくことができます。


気がつけば、日が沈み始めていました。

改めて今日の感想を今中さんに尋ねてみると、

「いやー、峡南は走り甲斐があるよ!!自分のトレーニングでも、さっそくまた来たいですね!来なきゃいけないと思ったコースがいくつもありました」

今中さん、今日は一日、本当にありがとうございました。


全国のサイクリストの皆さん、今中さんもお薦めする峡南地域にぜひお越しくださいきらきら





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最終更新日  2013.03.08 19:26:12
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