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こんにちは、郷土資料館です。 写真は中央本線鳥沢駅~猿橋駅間の桂川(相模川)に架かっている鉄道橋です。 正式名称は「新桂川橋梁」ですが、鉄橋下の地区を久保といい、そのため地元民からは「久保鉄橋」とも呼ばれています。 河床から45mの高さに架けられた橋の全長は中央本線最長の513mもあり、見応え充分です。 さらにアクセントをつけているのはその構造で、川をまたぐ東側がデッキトラス、地上をまたぐ西側は合成桁の二方式で造られています。 見た目も違いますが、列車が鉄橋を通る際の音も違っていて妙です。 乗るも良し(乗り鉄)、撮るも良し(撮り鉄)、聞くも良し(音鉄)の三拍子そろった鉄橋として鉄道ファンにとっては有名な場所です。 この鉄橋は、1968(昭和43)年に、梁川駅~猿橋駅間複線化と同時に供用を開始しました。 それ以前の単線時代は、桂川北岸の山裾を巻くように鉄道が敷かれていましたが、高速化による輸送力増強を目指して、この新桂川橋梁と猿橋トンネル(全長1.222m)が造られました。 ※おまけ 写真は大月総合体育館前信号機のある三差路に架けられていた鉄橋です。 鉄橋の下が国道20号線です。 下り車線を走っていて赤信号で停車した際に右手の(写真では左側)の斜面を見てください。 橋台の石積みを見ることができます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年06月06日 20時23分44秒
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