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こんにちは、資料館です。 東奥山の道祖神祭り梵天飾りは予定通り1月14日に建てられました。 朝の8時、区長をはじめ、氏子総代、神楽保存会、消防団など40名以上の方々が春日神社の境内に集合し、「柳」や「太鼓」などの飾りつけや組み立て作業に取り掛かりました。 11時過ぎに、心柱を支柱に差し入れて掛け声をかけながら二股竿で少しずつ押し上げていき、見事な梵天飾りが建ちあがりました。 14時から、区民の方々が参集すると火入れが行なわれ、無病息災等を祈願してどんどん焼きが行われました。 梵天飾りは一週間ほど飾られた後に解体され、五色の紙花がついた柳はセット単位(約50cm)で分割し各戸に配られます。 各戸では配られた柳を厄除けとして玄関先等に飾り付けます。 なお、機織りが盛んだったころ、梵天竿の建っている間は女性たちは機織り作業を休みにしたそうです。 東奥山地区の梵天については、「奥山の道祖神祭り」を読み直してください。 ※おまけ 大島の梵天飾りも東奥山の梵天飾りも柳の数は13本でした。 平年は12本なのに今年は1本多い理由は「うるう年」だからということでした。 しかしながら、厳密に言うとこれは誤りなのではないかと思います。 昔ながらの年中行事は二十四節季や旧暦に基くものが多く、「うるう月」が3年に一度存在しました。 柳の数は月の数であり、それゆえ「うるう月」のある年は13本にしたのではないかと思われます。
根拠とするに足る研究論文等が見つかり次第、再度紹介させていただきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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