ぎふっ子くらぶ

2016/01/25(月)13:19

苗木城跡から初日の出!

本日のおすすめ(東濃地域-多治見・恵那等)(149)

 新年明けましておめでとうございます。今年のお正月は、とても暖かく、気持ちの良い元旦でしたね。 そこで、苗木城跡からご来光を拝みたいと、朝6時半から出掛けることにしました。  既に、駐車場には20台くらいの車が停まっていて、40人くらいの人が展望台の周辺に集まっていました。三脚を構え、今か今かとご来光を待ち構えているアマチュアカメラマン。特にびっくりしたのは、カップルをはじめ、若い方が多かったことです。待っている間に最終的には、60人くらいになっていました。  苗木城跡は、戦国及び近世の城郭跡で、江戸時代まで12代続いた遠山家の居城でした。木曽川に面した岩山に建てられ、川面からの高さ約170mの天守跡に立つと360度のパノラマの世界が望めます。展望台からは、恵那山、木曽川、中津川市街が一望でき、中津川市内でも絶景のスポットです。 苗木城跡に到着して、待つこと約1時間強。。。寒くて、手も冷たくなってきた7時40分頃、とうとう日が昇ってきました歓声や拍手が湧き上がり、カメラのシャッター音が鳴り響きます。お天気もよかったので、とても綺麗な初日の出です。 そもそもこの一年の始まりの日の出を特別なものとして拝み祈る習わしは、どのように始まったのでしょうか初日の出を迎える習わしが盛んになったのは、意外にも明治以降だそうです。そんなに古くからあったわけではなかったのですね。 初日の出とともに”年神様(としがみさま)”が現れると信じられていたことに由来しているそうです。年神様とは穀物の豊穣を司る神様にあたります。お正月の習わしである、門松や鏡餅も年神様を迎えるために用意されたものらしいです。 ”ご来光”とは、見晴らしの良い高い山で迎える初日の出のことを言います。ご来光の言葉の由来は、山頂近くの雲に映る自分の影が、まるで光の輪をまとった仏様のように見えたことから、仏様の”ご来迎(ごらいこう)”という言葉になぞらえて、”ご来光”と呼ぶようになったといわれています。 子供の冬休み、クリスマス、大掃除、お正月と主婦にとっては毎年クタクタになる時期であり、年々簡素化してしまいがちですが、このような意味を知り、厳粛な気持ちでお正月を迎えられることに感謝し、次世代を担う子供達にも伝えていくことの重要さを改めて実感させていただくきっかけとなりました 来年のご来光は、是非苗木城跡で拝んでください  苗木遠山資料館はコチラhttp://www.city.nakatsugawa.gifu.jp/museum/toyama/ 

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